2019年03月04日(月)
19/20年度世界小麦生産、3年ぶりの増加見通し・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2019/20年度の世界小麦生産が7億5500万トンと、前年から2.7%増加する見通しを示した。3年ぶりのプラス転換になる。栽培面積が2.3%増え、イールドは3.4トンと前年比横ばい予想である。主要生産地で平年並みの天候になることを前提にしており、前年に乾燥に見舞われたオーストラリアと欧州北部、ロシアの一角で作付が上向く見通しもあるとした。また、世界生産は次年度以降も伸び続け、2023/24年度に7億8700万トンに膨らむ見通し。政府の生産支援策を背景に作付が上向くという。
2019/20年度の世界小麦消費は7億5400万トンとみており、前年から0.9%の増加になる。そのまま増加基調を維持し、2023/24年度には7億88200万トンに増加を見越すという。人口増加や所得増加で途上国を中心に食用需要が増える見通し。一方、飼料用は増加が見込まれるものの、コーンなどほかの穀物との価格差にもよると指摘した。
貿易も拡大基調を続けると予想しており、2019/20年度に前年から1.2%増えて1億7600万トンとなり、2023/24年度時点で1億9300万トンに増加の見通しである。期末在庫に関すると、2019/20年度に前年比横ばいの2億5000万トンとなってから、次年度拡大の見通し。5年後には2億6900万トンに膨らむとみている。
Posted by 直 3/4/19 - 11:32



