2019年05月06日(月)
年内利上げしても1回、来年も最多で1回・フィラデルフィア連銀総裁
[要人発言]
フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は6日の講演で、今年内に利上げを行うとしても引き続き1回、来年も最多で1回になると見ていると述べた。ここ数ヶ月間インフレが弱いことを認識しながらも、一時的な要因からとみているとコメント。このため、中期的な2%の目標をやや上回るとの見通しを維持しているとし、金融政策見通しも変えていないという。
景気に関すると、1-3月期実質国内総生産が3%を超える増加となったことを喜ばしいサプライズとコメントしたが、在庫や輸出増加によることを指摘し、一年を通じて続くことないとも指摘した。1-3月期に見られがちな低調な伸びが4-6月期にずれる可能性を示唆した。また、消費や企業投資のスローダウンに言及。2019年の成長率は2%を若干上回り、2020年に2%前後になるとの見通しを保つとした。
労働市場については、失業率のさらなる低下があり得るとコメント。3.5%まで下がってからやや上向くかもしれないとの見方を示した。講演後の質疑応答で、米中貿易摩擦がビジネス界で懸念材料の一つであるとも述べた。
ハーカー総裁は今年のFOMC代理メンバーの1人であり、2020年に投票権を持つことになる。
Posted by 直 5/6/19 - 11:03



