2019年05月08日(水)
19/20年中国砂糖生産0.9%増加見通し、前年より鈍い伸びペース
[砂糖]
米農務省(USDA)アタシェによると、中国の2019/20年度砂糖生産は1070万トンと、前年の1060万トン(修正値)から0.9%増加の見通しになった。前年の2.9%に比べて伸びペースは鈍い。それでも、4年連続アップになり、背景にあるのは砂糖ビートの増産。内モンゴル自治区で2018年に6件の製糖所が新設され、生産能力の拡大分を満たすためにビートの作付が増える見通しという。中国全体でビートの作付予想が前年比2.2%増の23、万ヘクタール、生産が9.1%増えて1200万トンになる。また、ビート糖の生産は145万トンとみられ、前年比にして7.4%の増加。
一方、砂糖きびは横ばい予想となった。作付が151万5000ヘクタール、生産は8410万トン。また砂糖きびからの砂糖生産は920万トンで、価格下落、作付停滞を反映して3年連続増加が止まるという。
2019/20年度の砂糖消費は前年と同水準の1580万トンの見通しになった。都市化が進んでいることや購買力の増加が加工食品も含めて広範囲にわたる食品需要が高まっているが、砂糖については価格上昇によって需要が抑えられるとの見方である。業界データで、一人当たりの年間砂糖消費は世界平均で17キログラムに対し、中国では10.5キログラムになっているとした。輸入予想が430万トンと、これも前年から変わらない。
Posted by 直 5/8/19 - 10:10



