2019年05月15日(水)
19/20年度世界砂糖市場、570万トンの供給不足の見通し
[砂糖]
INTL FCストーンは、2019/20年度の世界砂糖市場が570万トンの供給不足になる見通しを示した。2018/19年度に30万トンの供給不足としており、2年連続で供給が需要を下回る上、不足幅も拡大するとの見方となった。背景にあるのがアジアの主要生産国の減産。インドの生産が前年の過去最高の3290万トンから2860万トンへの減少を見越しているほか、タイの生産も1350万トンと前年から8.8%減少するとしている。採算面でカッサバ栽培と競争が激しくなっていることを指摘した。このほか中国は前年の1060万トンから1010万トン減少、欧州連合(EU)でも1710万トンから1700万トンに減少するとの見通しとした。
同社はこのほか、ブラジル中南部の2019/20年度砂糖生産見通しを2780万トンと、従来の2950万トンから引き下げた。ガソリン価格の上昇を背景にエタノール需要が高まっていることが背景にあるうという、これまで砂糖生産に40%の砂糖きびをあてるとみていたのを、37.1%に修正したともいう。一方、エタノールの生産見通しは276億リットルから291億リットルに引き上げた。砂糖きびの生産見通しについては、十分な降雨がイールドを押し上げているとし、5億5860万トンから5億7420万トンに上方修正した。
Posted by 直 5/15/19 - 10:55



