2019年05月15日(水)
エルニーニョ現象発生確率、50%に引き下げ・豪州気象局
[天候]
オーストラリア気象局は14日付のレポートで、2019年のエルニーニョ現象発生確率を50%と、従来の70%から引き下げた。当局は1月後半に70%から50%に下方修正していたのを、3月後半の報告において、太平洋海面水温がそれまでの3週間でエルニーニョ現象の基準に達したことを理由に、70%に戻していた。水温が依然として基準に近いことを認識しながら、パターンが弱まっているサインがみられるようになったとして、再び下方修正したという。見通しもAlert(警戒)からWatch(監視)に修正した。
海面水温がエルニーニョ現象の基準近くにある一方、水面下でここ2-3ヶ月間緩やかにも下がっていると記した。また、南方振動指数(SOI)や日付変更線付近の雲量など大気の指標が中立の範囲にないあるとコメント。当局が監視する国際モデルは海面水温が南半球の冬の半ばまでエルニーニョ現象の基準近くにとどまり、春にかけて下がっていくことを示しているという。
エルニーニョ現象によってオーストラリア東部では冬から春にかけての降水量が平均を下回る一方、南部では気温が平均以上となり、小麦や砂糖きび生産に影響が及ぶリスクも高まるとされている。
Posted by 直 5/15/19 - 11:47



