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2019年10月03日(木)

19/20年世界穀物生産見通し小幅引き下げ、前年比にすると2%増加
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は3日付のレポートで、世界の2019/20年度穀物生産見通しを27億630万トンと、9月の前回報告での27億850万トンから小幅引き下げた。小麦とコメの下方修正が背景にある。ただし、前年比にすると2.0%増加。

小麦生産が7億6600万トンの見通しで、従来の7億6690万トンから修正した。オーストラリアの生産を東部の乾燥による影響を理由に下方修正。しかし、欧州連合(EU)は引き上げたともいう。また、世界生産は引き下げでも前年比4.9%増加、過去最高を更新する。コーンを含めて雑穀の生産予想を14億2430万トンから14億2680、万トンにやや上方修正、前年との比較で1.5%増加する。

FAOはこのほか、北半球における2020年作付が始まっていることを指摘し、ロシアの増反見通し、一方ウクライナでは乾燥の影響で減少が予想されるという。2020年雑穀作付に関すると、南半球で行われている中、ブラジルで概ね天候に恵まれており、価格上昇もあって作付増加の可能性を示唆した。南アフリカでも価格上昇や国内需給がタイトなことから、作付が増加し、さらに生産が上向くことも考えられるという。

2019/20年度の穀物消費予想は27億1360万トンとし、従来の27億1540万トンから修正した。前年から1.3%増加で、過去最高更新の見通し。小麦消費を7億6010万トンから7億6150万トンに修正、前年との比較にして2.0%の増加になる。雑穀消費は14億3580万トンとみており、これも前回報告時の14億3660万トンから修正した。前年に比べて1.0%の増加になる。

穀物の貿易は4億1530万トンになるとの見通しで、4億1480万トンから修正した。前年からは0.7%増加。期末在庫は8億4740万トンから8億4990万トンに小幅引き上げたが、前年を2.0%下回り、2年連続減少予想に変わらない。

Posted by 直    10/3/19 - 14:26 

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