2019年10月11日(金)
インド、モンスーン終了期に入り降雨量急速に減少・気象局
[天候]
インドでモンスーン終了期に入って降雨量が急速に減少していると報じられた。気象局(IMD)によると10月3日から9日の1週間の降雨量は21.6ミリメートルと、この時点での長期平均(LPA)を14%上回った。前週にLPAの146%だったのから大きくダウン。乾期開始とみなされる10月1日から9日まであわせて32.5ミリメートル、同期間のLPAとほぼ同水準である。
ただ、雨量が減っている一方で、今年のモンスーンが記録的な雨量をもたらしたことにより給水所の水位は引き続き高水準にある。水資源省のデータで、120ヶ所ある主要給水所の貯水量は10日時点で最大能力の89%と、前週の88%から僅かに上がり、前年同期の74%や過去10年平均の72%を上回った。
インドで灌漑農地は約半分しかなく、降雨が農産物の作付は生育を左右しやすい。2019年のモンスーンは序盤に平均以下の雨量だったのが、後で洪水なども招く記録的な降雨となった。この結果、大豆や砂糖きびなど雨期の作物生産に被害が出たが、多雨の後で小麦など乾期の作付に寄与するとの見方が伝わっている。
Posted by 直 10/11/19 - 10:25



