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2020年03月09日(月)

IEA、2020年の世界石油需要見通しを110万バレル下方修正
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は9日に発表した月報で、2020年の世界石油需要見通しを日量で110万バレル下方修正した。COVID-19の感染拡大の影響が背景にあり、前年比では日量9万バレルの減少と、2009年以来のマイナスとなる。2020年1-3月期には中国の需要が前年比で180万バレル減少、世界需要は250万バレルの減少になるという。2020年後半には、通常の状態に近いところまで回復するとした。

2月の世界石油生産は日量1億バレルと、前月から58万バレル減少した。リビアの生産減少が背景にあり、前年比ではほぼ横ばいとなる。非OPEC産油国の生産が日量240万バレル増加、これをOPECの減産が相殺する格好となる。2020年のOPECへの石油需要(Call on OPEC)は日量2,730万バレルに減少、中でも1-3月期は2,500万バレルと、OPECの現在の生産量を350万バレル下回る水準になると見られている。

2020年の製油所稼動は、COVID-19による景気減速の影響を受けて前年に続いて減少、2017年の水準を下回ると予想されている。1-3月期は前月から120万バレルの下方修正、中国の2月の稼動は日量1,010万バレルと、前年比で270万バレル減少すると見られている。

OECD諸国の在庫は、1月末時点で29億3,000万バレルと、前月から2,780万バレルの積み増しとなった。季節的な傾向に反して原油在庫が減少したものの、石油製品の在庫がそれ以上に増加した。過去5年平均は290万バレル上回る水準にあり、消費の63.0日をカバーしている。洋上在庫は2月に前月から190万バレル増加、8,020万バレルとなった。そのほとんどはイランが保有している。また中国の在庫は製油所稼動の落ち込みを受け、100万バレル近く増加した模様。

Posted by 松    3/9/20 - 06:05 

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