2020年04月15日(水)
新型コロナウィルス終息後のV字型回復予想せず・SF連銀総裁
[要人発言]
サンフランシスコ連銀のデイリー総裁はウォール・ストリート・ジャーナル紙とのインタビューで、新型コロナウィルスの感染拡大終息後に急激なV字型の景気回復は予想していないと述べた。2020年はマイナス成長が続き、2021年に緩やかにプラス成長に戻るとみているという。強気のシナリオでも、ほとんどの経済活動を止めていた後で景気を断ちなおせるのには時間を要するとし、また外出規制などの緩和に加え、外出しても安全と自信が持てるようになるまで時間がかかるとコメント。こうしたことから回復ペースは緩慢になるとの見方を示した。
ウィルス感染が長引くようなら景気回復が遅れる可能性も示した。現時点で景気見通しは不透明という。また、インフレの下振れリスクも指摘。ただ、当局のゼロ金利政策によってインフレ率はいずれ2%の目標に戻ることを見込むと述べた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げや量的緩和は市場やビジネスにプラスに作用していると評価。詳細には触れなかったが、FRBが追加対策を検討していることも明らかにした。
デイリー総裁は今年のFOMC代理メンバーの1人であり、2021年に投票権を持つことになる。
Posted by 直 4/15/20 - 13:31



