2021年08月27日(金)
インド、降雨不足で干ばつや雨期作物作付への懸念強まる
[天候]
インドでモンスーンの降雨不足を背景に、干ばつや雨期(カリフ)仮作物の作付に対する懸念が強まっていると報じられた。気象局(IMD)によると、6月1日から8月25日までのモンスーン累計降水量は603.1ミリメートルになり、長期平均の667.7ミリメートルを10%下回った。前週時点で9%と比べて雨不足がさらに進んだ格好になる。地域別に、東部・北東部と北西部、中部では過去平均との開きが引き続き10%以上。南半島だけ平均を上回っているが、前週の5%から3%にダウン。また、8月だけで降水量は長期平均との比較が28%減少。1901年の記録開始以降最も降水量が少ないという。
インドで灌漑農地は約半分しかなく、大豆やコーン、砂糖きびなどの作付や生育にモンスーンの降雨がかぎとなる。しかし、干ばつリスクが高まる中、作付見通しの不透明感も強まっている。実際、農務省は作付進捗について、8日に前年比2%減少と発表してから、週次報告を止めている。ただ、地元機関の幹部は、作物や地域によって作付期間がまだ十分残っており、カリフの作付は最終的に前年から1%程度の減少にとどまるとの見方を示した。
Posted by 直 8/27/21 - 08:33



