2021年12月15日(水)
新型コロナオミクロン株、景気見通しにリスク・FRB議長会見
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に記者会見を行い、新型コロナウィルスのオミクロン株に懸念を示した。ここ数週間のコロナ感染増加に加え、オミクロン株の出現もあって景気見通しにリスクをもたらしていると述べ、記者との質疑応答でも、オミクロン株を巡る不透明感に言及した。
ただ、成長力や雇用、物価への影響がどの程度か明らかでないとも述べた。また、人々が適応していることを認識。オミクロン株の中でもテーパリングの加速が適切とした。FOMCは本日の会合でインフレ高進を理由に資産購入縮小(テーパリング)のペースを速めることを決定し、労働市場の改善も評価。パウエル議長も会見で、改めてインフレ圧力や労働市場が強いことを強調した。
記者からテーパリング完了後と最初の利上げまでの期間について質問が挙がり、パウエル議長は現時点で当局の優先事項出ないとした。今後の会合で情勢を判断しながら決めるとのこと。ただ、2014年の前回テーパリングと状況が違うことも指摘した。経済は遥かに強く、最大限の雇用に近いとコメント。また物価も目標を上回っており、利上げ開始まで長い時間待つ必要はないだろうと答えた。
Posted by 直 12/15/21 - 17:32



