2023年08月01日(火)
大気指標は中立でも数週間内にエルニーニョに発展・豪州気象局
[天候]
オーストラリア気象局は月2回のレポートで、大気の指標が中立状態にある中でも数週間内にエルニーニョ現象に発展するとの見方を示した。太平洋の海面水温はすでにエルニーニョ現象の基準を超えており、気象モデルでは少なくとも今年終わりまで水温上昇が続く見通しとなっている。一方、風や雲など大気の指標は中立の基準にとどまっており、まだ完全なエルニーニョに発達していないと指摘した。
このほか、南半球の冬の終わりから春までにインド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポールモード現象(IOD)は現時点で中立状態にあるが、南半球の冬の終わりから春先にかけて正の状態に発達する見通しという。エルニーニョによってオーストラリア東部の降雨は少なくなりやすく、またIODが正の間はオーストラリアのほぼ全域の降雨を抑制する傾向にある。エルニーニョとIODあわせて乾燥が進むシナリオを認識した。
Posted by 直 8/1/23 - 08:42



