2023年08月25日(金)
インフレ低下確信できるまで必要ならさらに金利引き上げ・FRB議長
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は25日にカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウムで講演し、インフレが当局の目標に向かって持続的な低下基調にあると確信できるまで、必要とあればさらに金利を引き上げ、引きしめ政策を維持する意向を示した。インフレ率はピークから下がりはしたものの、まだ高過ぎるとコメント。ただ、昨年からの利上げなどこれまでの展開も考慮し、今後の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合では経済指標や景気見通し、リスクを査定しながら注意深く金融政策を運営していくと述べた。
景気に関すると、利上げによって金融状態が引き締まり、融資が伸び悩んでいることを指摘した。この結果、例えば、工業生産の増加ペースは鈍っており、住宅投資の減少も続いたという。ただ、景気減速が想定ほど進んで異なかもしれないとコメント。成長率は予想を上回っており、最近の個人消費データも強いことを認識した。また、住宅セクターの回復もみられるとし、トレンド以上の経済成長が続くことはインフレの上振れリスクを高め、一段の利上げにつながるとの見方を示した。パウエル議長はまた、インフレ率の2%の目標は変わらないと述べた。
Posted by 直 8/25/23 - 10:35



