2023年08月30日(水)
4-6月期GDP改定値は前期比2.06%増加に下方修正、予想も下回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 23年2Q | 速報値 | 23年1Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑2.06% | ↑2.41% | ↑2.00% | ↑2.4% | |
| 個人消費 | ↑1.67% | ↑1.64% | ↑4.16% | ||
| 国内投資 | ↑3.31% | ↑5.72% | ↓11.88% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑1.98% | ↑2.19% | ↑4.14% | ↑2.2% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑2.52% | ↑2.63% | ↑4.11% | NA | |
| >>コア | ↑3.69% | ↑3.83% | ↑4.88% |
米商務省によると、4-6月期実質国内総生産(GDP)改定値は前期から年率で2.06%増加した。速報値の2.41%から下方修正で、市場予想も下回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は1.67%の増加と、速報値の伸び率1.64%から若干の修正となった。前期に4.16%増加と2021年4-6月以来の大幅増だったのに比べると、著しく伸び悩んだ。非耐久財は0.93%増加から1.20%増加、サービスは2.11%増加から2.18%増加にそれぞれ上方修正。一方耐久財は0.26%の減少と速報の0.36%増加から下方修正、2-四半期ぶりのマイナス転落となった。
設備投資は6.15%の増加と、速報での7.67%より小幅の増加に修正となった。機器は3-四半期ぶりの増加となったが、伸び率は10.77%から7.70%に下方修正。知的財産権は3.88%増から2.24%増に引き下げとなった。一方、建造物は3-四半期連続の増加、伸び率も9.71%から11.27%に引き上げられた。住宅投資は4.14%の減少から3.59%の減少に修正。2021年4-6月期から連続の減少となるが、この間2番目に小さいマイナス幅にとどまった。在庫投資は18億ドルの減少、速報での93億ドル増加から下方修正、2021年7-9月期以来の減少となった。
貿易収支は1兆2122億ドルの赤字と、速報の1兆2055億ドルから拡大修正、前期以上の赤字となった。輸出が10.79%減少から10.64%減少、輸入は7.78%減少から7.01%減少に修正された。
政府支出は、3.35%増加した。4-四半期連続増加で、伸び率はこの間最も小さいが、速報の2.57%からは引き上げとなった。連邦政府が1.18%増加、地方政府は4.65%の増加、揃って速報値以上の伸びになった。
個人消費支出物価指数(PCE)は、前期から2.52%上昇した。2020年10-12月期以来の小幅上昇で、また速報の2.63%より低い伸びに修正された。エネルギーと食品を除いたコア指数は3.83%上昇から3.69%上昇に下方修正、2021年1-3月期以来で3%台の伸びにとどまった。前年比にすると、PCEは3.67%上昇、コアは4.41%の上昇となった。
Posted by 松 8/30/23 - 08:46



