2023年08月30日(水)
太平洋海面水温、24年初めまでエルニーニョの基準上回る可能性
[天候]
オーストラリア気象局は月2回のレポートで、熱帯太平洋の海面水温が少なくとも2024年初めまでエルニーニョ現象の基準を上回る可能性が強いとの見方を繰り返した。水温はこの2週間上昇を続け、気象モデルは太平洋中部から東部にかけてさらなる上昇の見通しになっていることを指摘。一方で、貿易風の強さを示す南方振動指数(SOI)はエルニーニョ基準を若干下回り、貿易風や雲もエルニーニョ時のパターンを持続的に見せていないともいう。
南半球の冬の終わりから春までにインド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポールモード現象(IOD)は、2週連続で正の基準になる0.40℃を超えていることを示した。ただ、正の状態に発達したと宣言するにはもう数週間、基準以上を保つ必要があることも認識。気象モデルは南半球の春に正の状態に発達する見通し。エルニーニョによってオーストラリア東部の降雨は少なくなりやすく、またIODが正の間はオーストラリアのほぼ全域の降雨を抑制する傾向にあることから、エルニーニョとIODあわせて乾燥が進みやすくなるとした。
Posted by 直 8/30/23 - 12:19



