2013年06月06日(木)
FX:ドル全面安、雇用統計発表控えポジション調整の売りが加速
[場況]
ドル/円:97.02、ユーロ/ドル:1.3244、ユーロ/円:128.48 (NY17:00)
為替はドル全面安の展開。世界経済の先行き不透明感が強まり、投資家の間にリスクを回避しようとする姿勢が強まる中、米雇用統計の発表を前にポジション調整のドル売りが加速した。ECB理事会で金融政策の据え置きが決定され、会見でドラギ総裁が当面追加緩和策は見送る可能性を示唆したことも、リスク志向を後退させる格好となった。ドル/円は東京からロンドンにかけて99円台前半のレンジ内で小動き。NY朝には失業保険申請件数がやや強気の内容となったことから買いが集まる場面も見られたが、大きな動きにつながることはなかった。しかし中盤にかけては一転して売り一色の相場展開となり、昼過ぎには一時4月15日以来で95円を割り込むまでに急落。その後は97円前半まで一気に値を戻すなど、激しく値が動いた。午後遅くには動意も薄くなり、97円をやや上回ったあたりでの推移が続いた。
ユーロ/ドルは東京では1.31ドルをやや割り込んだあたりでのもみ合い。ロンドンに入ると1.31ドル台まで値を戻したが、ECB理事会を前に様子見気分の強い状態が続いた。NYではECB総裁が理事会後の会見で当面追加緩和は見送ると発言したことなどを手掛かりに買いが加速、昼過ぎには1.33ドル台まで一気に値を戻す展開に。午後には1.32ドル台半ばの水準で値動きも落ち着いた。ユーロ/円は東京からロンドンにかけて、130円を挟んだやや広いレンジ内で上下を繰り返す展開。NYではECB総裁発言を受けて130円台後半まで買い進まれたものの、その後は一転して売りが加速、127円台半ばまで急落した。午後からは128円台半ばまで値を回復、動意も薄くなった。
Posted by 松 6/6/13 - 17:27



