2013年06月26日(水)
1-3月期GDPは前期比1.78%の増加、大幅下方修正で予想も下回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)確定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 13年1Q | 改定値 | 12年4Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑1.78% | ↑2.39% | ↑0.38% | ↑2.4% | |
| 個人消費 | ↑2.60% | ↑3.42% | ↑1.83% | ||
| 国内投資 | ↑7.43% | ↑8.99% | ↑1.31% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑1.23% | ↑1.15% | ↑0.96% | ↑1.1% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑1.00% | ↑0.99% | ↑1.60% | NA | |
| >>コア | ↑1.29% | ↑1.29% | ↑1.04% |
米商務省によると、1-3月期実質国内総生産(GDP)確定値は前期比1.78%の増加となった。改定値の2.39%増から大幅の下方修正で、市場予想も下回った。それでも2009年7-9月期からプラス成長を維持、伸び率も前期の0.38%を上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は前期比2.60%増と改定値の3.42%から大幅な引き下げ、速報値の3.19%増も下回った。それでも2009年7-9月期から連続の増加で、2011年1-3月期以来の高い伸びを記録している。耐久財の伸び率は8.22%から7.62%に引き下げ、速報の8.13%も下回った。自動車および部品での消費支出が9.12%増から8.90%増、家具は5.16%増から4.73%増にそれぞれ下方修正。一方、非耐久財は2.81%増え、改定値で2.19%だったのから上方修正となった。食品が2.12%増、衣料品は2.05%増で、いずれも上方修正。エネルギー製品は4.28%増加、速報で3.55%減少だったのから修正値で2.58%増に上方修正、確定値では一段の引き上げとなった。サービス消費は1.71%増加と、修正値の3.06%から大幅に引き下げられた。
設備投資は0.42%増加した。2-四半期連続の増加となるが、伸び率は2.23%から大幅に引き下げ、速報の2.09%も大きく下回った。建造物への投資は8.30%と2011年1-3月期以来の減少で、マイナス幅も改定値の3.47%から拡大。速報のマイナス0.22%から2回連続で大きな下方修正となった。機器・ソフトウエアは2-四半期連続増加だが、伸び率は4.60%から4.14に引き下げられた。
在庫投資は383億ドル増加から367億ドル増に修正、GDPへの寄与度も0.63ポイントから0.57ポイントに縮小した。
住宅投資は14.05%増で、2011年4-6月期から連続増加となった。前期の17.55%より低い伸びだが、速報での12.57%、改定値の14.05%からは上方修正された。
政府支出は4.78%減少と、改定値の4.95%減から僅かに上方修正となった。連邦政府の支出は前期比8.73%減で据え置き。地方政府については、マイナス幅が改定値の2.42%から2.12%に僅かながら上方修正された。それでも、4-四半期ぶりの大きな落ち込みとなる。
貿易収支は、赤字幅が改定値の3915億ドルから3877億ドルに修正となった。前期の3847億ドルを依然として上回っている。輸出は1.08%の減少と改定値で0.81%増だったのから下方修正、2-四半期連続減少となった。モノが0.31%増から2.57%減に改定となる一方、サービスは2.45%増と改定値での2.00%よりプラス幅が大きくなった。輸入は1.90%増だったのから0.36%減に改定、昨年7-9月期から連続して減少している格好となる。モノが改定値で1.13%増加だったのに対し、確定値は1.29%減少。サービスは4.39%増と、伸び率は従来推定の5.81%から引き下げとなった。
物価に関しては、個人消費支出物価指数(PCE)が前期比で1.00%の上昇となった。伸び率は速報で0.91%、改定値では0.99%の上昇だった。エネルギーと食品を除いたコア指数は1.29%と改定値と変わらず、3-四半期ぶりに高い伸びとなった。
Posted by 松 6/26/13 - 08:34



