2013年07月11日(木)
13/14年世界小麦生産見通し、7.041億トンに引き上げ・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は11日、2013/14年度の世界小麦生産見通しを7億200万トンから7億410万トンに引き上げたことを発表した。2012年の推定6億5930万トン(修正値)から6.8%増加で、過去最高の見方になった。増産は欧州によるところが大きいと指摘、また、カナダやオーストラリア、アルゼンチンといった主要輸出国の見通しも上向きという。しかし、米国に関しては干ばつなど悪天候による影響を挙げた。
2013/14年度の消費は前年比1.4%増の6億9470万トンと見通した。前月報告時の6億9380万トンから上方修正。貿易予測は1億3600万トンで据え置き、前年度の推定1億3970万トン(修正値)から減少して3年ぶりの低水準更新になる。期末在庫に関すると、2012/13年度の推定を1億6420万トンから1億6150万トン、2013/14年度は1億7310万トンから1億6950万トンにそれぞれ引き下げた。
FAOは、コーンなどの雑穀類の2013/14年世界生産を12億7480万トンの見通しとした。従来予測の12億5930万トンから上方修正、5月に発表した初回予測での12億6600万トンも上回る。前年度からは9.7%増加。アルゼンチンとブラジルの増産が予想される反面、南アフリカで減少見通しであることを示した。北半球の生産国については、増加の見通しで、米国が増反とイールドの回復が見込まれ、生産も上向くという。中国、またルーマニアやハンガリーなど欧州の生産も前年から増えると見通す。
2013/14年度のコーン消費を12億1690万トンから12億2880万トンに引き上げた。前年との比較で4.8%増加。上方修正は欧州連合における飼料用によるという。貿易は前月に続いて1億3300万トンの予想を維持した。前年度から3.8%増加。期末在庫は2億1560万トンの見通しで、2億1370万トンから引き上げた。また、前年度の推定1億7380万トン(修正値)と比べ、積み増しがより進むのをみている格好になる。
Posted by 直 7/11/13 - 13:29



