2015年10月13日(火)
IEA、2016年世界石油需要見通し引き下げ、前年からの伸びが鈍化
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要が前年比で180万バレル増加するとの見通しを示した。前月から10万バレルの上方修正となる。2016年の伸びは120万バレルに鈍化、前月の136万バレルから引き下げとなった。世界経済成長見通しの引き下げが背景にある。
9月の世界石油生産は日量9,660万バレルと、前月からほぼ変わらず、非OPEC産油国の生産が減少したものの、OPECの生産増で相殺された。2016年威勢さんは日量180万バレル増加すると見られているが、そのうち非OPEC産油国増加分は40%以下にとどまる見通し。価格の低迷を受けた予算の削減による生産の減少は、日量50万バレルに達すると見られている。
OPECの9月石油生産は日量3,172万バレルと、前月から9万バレルの増加となった。サウジの生産は減少したものの、イラクの生産増がそれを上回った。2016年のOPECに対する石油需要(Call on OPEC)は日量3,110万バレルと、前月から20万バレルの下方修正、需要の伸び悩みと非OPEC産油国の生産見歳引き上げが背景にある。
8月末時点でのOECD諸国の石油在庫は29億4,300万バレルと前月から2,880万バレル増加、積み増しは過去5年平均の2倍近いペースとなり、平均を2億400万バレル上回る水準となった。
製油所稼動は9月に日量7,940万バレルと、前月から190万バレル減少した。旧ソ連邦とOECD諸国の定期点検が背景にある。一方でアジアと中東諸国の稼働率は上昇した。前年比では、日量200万バレルの増加となる。
Posted by 松 10/13/15 - 08:25



