2015年12月16日(水)
これまでの景気や見通し基づき小幅利上げ適切と判断・FRB議長
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に行った記者会見で、雇用に改善余地がまだあることやインフレの低水準を認識しながらも、これまでの景気回復や今後も上向き続けるとの判断に基づいてFOMCが小幅利上げを適切と判断したと述べた。一方で、今後の金融政策は景気の展開次第とし、また緩やかなペースで金利を引き上げていくことを強調した。
イエレン議長は、物価について一時要因による低迷であることを指摘し、次第に影響は小さくなるとみていると発言した。労働市場における需給の緩みが縮小すれば、物価の上昇圧力が強まるとコメント。金融政策の効果が景気に出るまで時間がかかることにも言及。利上げを先送りしすぎることで景気の過熱や当局の目標以上にインフレ上昇が進むリスクが高まり、ある時点によりペースの速い金融引き締めを余儀なくされる可能性があるとした。急速な金融引き締めは景気後退を招きかねないとも述べた。ただ、金融政策の運営で物価動向を注意深く見守る方針を示しながらも、ベンチマークを設けることはないとした。
Posted by 直 12/16/15 - 17:11



