2015年12月31日(木)
2015年ブラジル穀物生産、暫定見通しは過去最高の1.07億トン
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、ブラジルの2015年穀物生産暫定見通しは過去最高の1億722万3000トンとなった。前年から6%増加で、4年連続アップ。作付とイールドともに前年を上回ったのが背景にあるという。このうちコーンの生産見通しが前年比7%増の8570万3000トンで、過去5年平均の6880万9000トン以上でもある。小麦は613万9000トンと、前年から2%減少で、平均以下の降雨でイールドが下がったためとした。それでも過去5年平均の561万8000トンは上回ることを指摘した。
ブラジルでは、2016年の一次コーン作付がほぼ完了した。エルニーニョ現象に伴うひどい乾燥で、パラナ州、またサンパウロ州やマットグロッソ州の一部の作付が送れ、また減少もみられたことを指摘。作付の暫定予測は12月時点で前年から7%減少となった。また、価格下落や在庫水準が高いこともコーンの作付意欲を後退させたという。
FAOはこのほか、ブラジルの2015/16年度コーン輸出が2900万トンと過去最高を更新する見通しを示した。前年比較で38%の増加。潤沢な在庫、ブラジル通貨レアルの下落が輸出拡大に寄与するという。
Posted by 直 12/31/15 - 08:58



