2016年10月04日(火)
先制的に利上げするのが賢明・リッチモンド連銀総裁
[要人発言]
リッチモンド連銀のラッカー総裁は4日の講演で、物価上昇の防止に向け先制的に利上げするのが賢明との見方を示した。1994年にコア物価の上昇率が2.2%と比較的低かったにもかかわらず、グリーンスパン元米連邦準備理事会(FRB)議長は物価上昇を待たずに利上げを行ったことで低インフレが続いたとコメント。また、2001年まで景気拡大が続いたと述べ、利上げによる景気への影響懸念をけん制した。
ラッカー総裁は、失業率が4.9%で安定していることを挙げ、完全雇用の目標に近づいているとの見方を示した。労働需給が引き締まり、賃金上昇のサインも出始めているとコメント。こうした中、フェデラルファンド金利の誘導目標水準は現時点で少なくとも1.5%になっているべきだと述べた。
ラッカー総裁は2015年に米連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーを務めた。リッチモンド連銀総裁が次回にFOMCで投票権を持つのは2018年になる。
Posted by 直 10/4/16 - 09:06



