2017年06月08日(木)
17/18年度世界穀物生産見通し、500万トン引き下げ・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は8日、世界の2017/18年度穀物生産が25億9370万トンになると見通し、前月時点での25億9870万トンから500万トン引き下げた。4月に発表した初回予測の25億9680万トンも下回る。下方修正は主に雑穀が事前予想を下回ることになると指摘。前年比では0.9%の減少になる。
2017/18年度の雑穀生産は13億5450万トンから13億4790万トンに引き下げ、前年比でほぼ横ばいの見方になった。ただ、コーンだけなら南米と南アフリカの回復を反映して前年から増加する見通しを示した。小麦生産は7億4320万トンと予想。従来の7億4040万トンから引き上げだが、前年との比較にすると2.2%減少。
2017/18年度の穀物消費見通しは25億9520万トンから25億8410万トンに引き下げた。中国などの小麦とコーンの飼料需要を下方修正したのが背景にあるという。しかし、前年と比べると0.5%増加で、過去最高を更新する。小麦の消費を7億3100万トンから7億2830万トン、雑穀は13億5780万トンから13億5000万トンに引き下げた。いずれも前年は上回る。
貿易は3億9100万トンの予想で、3億8680万トンから引き上げた。前年比にすると1.2%の減少になる。期末在庫に関すると、2016/17年度の推定を6億8990万トンから7億170万トンに引き上げたが、2017/18年度も6億8910万トンから7億250万トンに上方修正で、この結果、2017/18年度に前年から拡大する見方に転じた。
Posted by 直 6/8/17 - 11:46



