2017年06月14日(水)
17/18年豪州小麦生産見通し、21.4万トンの上方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとのクロップレポートで、2017/18年度の国内小麦生産が2419万3000トンになるとの見通しを示し、3月に発表した初回予測の2397万9000トンから21万4000トン引き上げた。ただ、前年からは31.13%落ち込む見方で、前年の記録的なイールドからより平均的な水準に戻るという。
また、サウスオーストラリア州を除く東部の生産地では秋の降雨が土壌水分も高まったが、ウエスタンオーストラリア州ほとんどの生産地とサウスオーストラリア州の一部では平均以下の降水量にとどまり、作付に不適切な状態になったことを示した。気象局が5月25日に発表した6−8月の予報によると、ほとんどの生産地で例年を下回る降雨となっていることも指摘。2017/18年度の小麦作付は前年比1.3%減の1268万9000ヘクタールの見通しで、1277万3000ヘクタールから下方修正した。
なお、2016/17年度の生産推定は3513万4000トンから3510万9000トンにやや引き下げたが、前年比にして45.3%の増加で、過去最高も更新する。
州別の生産で、最も規模の大きいウエスタンオーストラリアが853万8000トンの見通しとなり、前年から14.6%減少する。ニューサウスウェールズが33.3%落ち込んで759万トン。サウスオーストラリアは393万トン、ビクトリア300万トン、クイーンズランド110万トンでいずれも前年を下回る。
Posted by 直 6/14/17 - 11:05



