2017年08月30日(水)
4-6月期GDPは前期比3.03%増に上方修正、予想も上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 17年2Q | 速報値 | 17年1Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑3.03% | ↑2.57% | ↑1.24% | ↑ 2.7% | |
| 個人消費 | ↑3.32% | ↑2.81% | ↑1.92% | ||
| 国内投資 | ↑3.62% | ↑2.02% | ↓1.19% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑0.97% | ↑1.02% | ↑2.02% | ↑ 1.0% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑0.27% | ↑0.28% | ↑2.22% | NA | |
| >>コア | ↑0.91% | ↑0.93% | ↑1.82% |
米商務省によると、4-6月期実質国内総生産(GDP)は前期比で3.03%の増加と、伸び率が速報の2.57%から上方修正となった。2015年1‐3月期以来の大幅増で、市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は3.32%の増加と、速報での2.81%増加から上方修正、4-四半期ぶりの高い伸びとなった。耐久財は8.95%、非耐久財は4.30%といずれも速報値の6.31%、3.85%を上回る伸びとなり、サービスも1.94%増から2.14%増に引き上げられた。
設備投資は6.90%の増加と、これも速報の5.19%増加からっ上方修正となった。建造物が4.87%増から6.21%増に、機器が8.17%増から8.77%増に、知的財産権が1.42%増から4.91%増にそれぞれ引き上げられた。住宅投資は3-四半期ぶりに減少したが、マイナス幅は6.82%から6.51%に改定となった。在庫投資は18億ドルの増加で、速報の3億ドル減少から上方修正。GDPに対して、速報で0.02ポイントのマイナス要素だったのが、修正に伴い0.02ポイント寄与する格好となった。
貿易収支は6134億ドルの赤字と3-四半期ぶりの小幅赤字に縮小、赤字幅も速報の6149億ドルから修正となった。輸出は3.71%、輸入は1.60%それぞれ増加、どちらも速報値より小幅の伸びにとどまった。
政府支出は0.32%の減少と、速報で0.69%増加だったのから下方修正となった。連邦政府による支出は1.93%増加と、速報で2.26%の伸びだったのから引き下げ、地方政府は1.67%の減少と、速報の0.25%以上に大きな落ち込みに改定された。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から0.27%の上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は0.91%上昇した。伸び率はそれぞれ速報値の0.28%、0.93%から小幅の下方修正。前年比にするとPCEが1.55%の上昇と、速報時の1.56%を僅かに下回る伸び率、コアは1.52%の上昇と速報値から修正なしだった。
Posted by 松 8/30/17 - 08:47



