2018年03月05日(月)
18/19年度世界小麦生産見通し、1.0%減少で2年連続ダウン・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2018/19年度の世界小麦生産が7億4200万トンと、前年から1.0%減少の見通しを示した。2年連続ダウンの見方である。イールドは3.4トンと前年比横ばい予想の反面、作付が0.5%の減少見通し。黒海周辺地域の生産や欧州連合(EU)の減産見通しを示した。しかし、オーストラリアや米国では改善が見込まれるという。このほか、世界生産は2019/20年度に7億5500ン万トンに増え、そのまま増加基調を維持して2022/23年度時点で7億8600万トンになるとも予想。
2018/19年度の世界小麦消費は7億4200万トンとした。前年から0.3%の増加。食用の増加が見込まれるものの、飼料用はほかの穀物との競争激化で下向き、消費全体を押し下げるとの見方を示した。2019/20年度以降はより速いペースで拡大を続け、2022/23年度には7億8000万トンに増加を見越すという。人口増加、食生活の変化、アジアの所得増加が寄与し、米国やEUの消費減少も補うと予想する。
貿易も拡大基調を続けると予想しており、2018/19年度に前年比1.1%増の1億8000万トンとなり、2022/23年度までに1億9100万トンに増加の見通しである。期末在庫に関すると、2018/19年度に前年から200万トン縮小して2億4800万トンになると見通した。一方で、次年度からは積み増しが進むとみており、2022/23年度には2億6200万トンの予想。
Posted by 直 3/5/18 - 11:20



