2018年05月30日(水)
1-3月期GDP改定値は前期比2.17%増に下方修正、予想も下回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 18年1Q | 速報値 | 17年4Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑2.17% | ↑2.32% | ↑2.89% | ↑ 2.3% | |
| 個人消費 | ↑1.02% | ↑1.05% | ↑4.04% | ||
| 国内投資 | ↑7.23% | ↑7.27% | ↑4.73% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑1.94% | ↑1.98% | ↑2.34% | ↑ 2.0% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑2.56% | ↑2.72% | ↑2.72% | NA | |
| >>コア | ↑2.29% | ↑2.47% | ↑1.93% |
米商務省によると、1-3月期実質国内総生産(GDP)は前期から2.17%増加した。4-四半期ぶりの低い伸びであり、また速報値の2.32%から下方修正となった。市場予想も下回る。
住宅投資が1.97%減少した。速報で0.07%の増加だったのから引き下げで、この結果2-四半期ぶりにマイナス転落となった。在庫投資は202億ドル増え、前期の156億ドルを上回る増加だが、速報値の331億ドルからは下方修正。GDPへの寄与度が0.13ポインと、速報の0.43ポイントから引き下げられた。
経済の3分の2を占める個人消費支出は1.02%増加し、速報値とほぼ変わらない。2013年4-6月期以降最も小さいプラス幅になる。耐久財は速報で3.26%の減少だったのから2.55%減少に改定。非耐久財は0.44%増加で、伸び率が0.09%から引き上げられた。一方、サービスは速報で2.08%の増加だったのから1.80%増加に下方修正。
政府支出は前期比1.14%増加し、これも速報とほぼ同じ伸び率だった。連邦政府が1.72%の増加で修正なし、地方政府は速報で0.83%増加だったのから0.78%の増加に改定となった。
設備投資は9.18%増加した。速報の6.07%増加から上方修正で、2014年7-9月期以来の高い伸びになった。建造物が14.28%、知的財産権は10.89%それぞれ増加、また揃って速報の12.33%、3.59%から引き上げられた。機器の伸び率も4.75%から5.51%に上方修正。
貿易収支は6509億ドルの赤字となり、赤字幅は速報の6459億ドルからやや引き上げとなた。ただ、前期の6539億ドルからは縮小である。輸出が4.21%増加し、伸び率が4.84%から小幅の下方修正。輸入は2.59%増から2.82%増に引き上げられた。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から2.56%上昇し、速報の2.72%上昇から若干引き下げられた。エネルギーと食品を除いたコア指数の上昇率は2.47%から2.29%に下方修正。前年比にすると、PCEが1.76%上がり、コアは1.62%上昇、それぞれ速報の1.80%、1.66%を下回る伸びとなった。
Posted by 松 5/30/18 - 08:38



