2018年06月13日(水)
IEA、世界石油需要の伸びを前月から据え置き
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2018年の世界石油需要の伸びを前年比で日量140万バレルと推定、前月からほぼ据え置きとした。1-3月期と4-6月期には北半球が例年より厳しい寒さとなったことを受けて需要が伸びたものの、2018年後半には伸びのペースがスローダウンすると見られている。
5月の世界石油生産は日量9,870万バレルと、前月から27.6万バレル増加した。非OPEC産油国の生産が増加、前年同月を220万バレルも上回っていることが背景にある。非OPEC産油国の生産は、2018年には前年を200万バレル上回ると見られている。OPECの5月石油生産は日量3,169万バレルと、前月から5万バレル増加した。サウジやイラク、アルジェリアの生産が増加した一方、ナイジェリアの生産が減少、ベネズエラの生産も減少が続いている。OPECへの石油需要は、2019年にはやや弱まると見られている。
OECD諸国の在庫は4月末時点で28億900万バレルと前月から310万バレル減少、3年来の低水準を更新した。中間留分の在庫が740万バレル減少、米国と欧州で過去5年平均を大幅に下回る水準まで落ち込んでいる。
製油所稼動は、4-6月期が日量8,090万バレルに下方修正された一方、7-9月期は8,250万バレルに引き上げられた。ブレント原油が一時的に80ドルを試す展開となったにもかかわらず、製油所マージンは相対的に高水準を維持している。
Posted by 松 6/13/18 - 05:59



