2008年07月11日(金)
債券:金融不安一服とインフレ懸念で売りの展開に
[場況]
10年債利回り:3.96↑0.16
債券は下落。インフレ懸念が売りを誘い、朝方から強まっていた金融セクターの不透明感が午後に一服したのも重しとなった。朝方は住宅公社ファニーメイやフレディの経営不安がくすぶり、株式相場の大幅安もあって買いは断続的に入った。しかし、ミシガン大消費者指数が予想外に前月を上回り、またこの調査でのインフレ見通しが強まったのが市場心理を冷やす。しかも、原油をはじめ商品相場が再び強含むために売りも止まらない。午後にはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)が住宅公社の救済を示唆したと報じられたためにさらに売りが広がった。
金融不安が薄れ、一方で足元の物価に上昇懸念があることから利回り曲線に着目した短期債売り・長期債買いもあった。長期金利の指標10年債利回りはミシガン大の消費者調査発表前あたりから上昇が始まり、午後もじりじりと今週のレンジ上限にアップ。それでも前日比較は短期債より限定的な上昇で、この結果、長短金利差も縮小となった。
Posted by 直 7/11/08 - 18:14



