2018年08月08日(水)
世界砂糖は2年連続の供給過剰、背景にインドの生産増加
[砂糖]
商社大手ザルニコウのアナリストは6日の砂糖業界会議で、世界砂糖市場が2年連続の供給過剰になるとの見通しを示し、背景にインドの生産増加があることを指摘した。2017/18年度は2000万トン、2018/19年度には1590万トンそれぞれ供給過剰に陥ると予想。インドの生産は2017/18年度に3200万トンと、干ばつに見舞われた前年から60%ほど増加、2018/19年度には政府の農家支援によって3500万トンに増える見通しという。
同氏はこのほか、タイの2017/18年度砂糖生産が1500万トンと過去最高を更新し、2018/19年度にも僅かながら一段と増えるのを見込んでいると述べた。欧州連合(EU)に関しては、2017/18年度に生産割当枠の撤廃を反映して2100万トンに増加、2018/19年度には1950万トンと、やや減少するとした。
ブラジルの2018/19年度生産は2860万トンと、2017/18年度の推定3600万トンから大きく落ち込むのを見通した。主要生産地の干ばつ、採算性からエタノール生産により多くの砂糖きびが割り当てられるのが背景にあるといいう。ただブラジルの生産が減少しても、インドなどの増産によって世界需給の緩和は続くという。
Posted by 直 8/8/18 - 11:00



