2008年07月16日(水)
債券:予想以上の物価統計で長期債中心に売り
[場況]
10年債利回り:3.94↑0.12
債券は反落。朝方に消費者物価指数(CPI)の予想以上の上昇を受けて売りが優勢となり、そのまま流れも変わらないまま終わった。日中にはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)が物価上昇の進行を認識し、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録でもメンバー間のインフレ懸念を記した内容だったのが重し。特に、FOMCが将来の物価見通しにも慎重だったことから長期債の売り圧力が強い。
利回り曲線に着目した動きも加わり、10年債利回りは午前の取引で3.9%台半ばに上昇した。その後ペースこそ落ち着きはしたものの、下げる余力もなく、結局引けにかけて本日のレンジ上限に戻った。一方、短期債にもほぼ終日売りが出ていたが、長期債に比べるとピッチは鈍い。このため、長短金利差は再び拡大し、2年債と10年債の利回り格差は約1ヶ月ぶりに1.5ポイントを超えた。
Posted by 直 7/16/08 - 17:45



