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2019年05月15日(水)

IEA、世界石油需要見通しを前月から引き下げ
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は11日に発表した月報で、2018年の世界石油需要の伸びを前年比で日量120万バレル、2019年を130万バレルと推定、前月から2018年を7万バレル、2019年を9万バレルそれぞれ下方修正した。2018年はアジアの新興国やアフリカの見通し引き下げ、2019年はアジアのOECD諸国の引き下げが背景にある。2019年度の需要は新興国が110万バレルの増加、この内中国とインドが70万バレルを占める。OECD諸国の伸びは20万バレル増加、米国の需要は日量1億40万バレルまで増加するという。

4月の世界石油生産は日量9,930万バレルと、前月から30万バレル減少した。カナダやカザフスタン、アゼルバイジャン、イランの生産減少が主な要因。生産は前年比では77.5万バレルの増加、非OPEC諸国の生産は2019年に190万バレル増加、前年に280万バレル増えたのから増加幅が縮小する。

OPECの4月の生産量は日量3,021万バレルと、前月から6万バレル増加した。リビアやナイジェリア、イラクの生産が増加、イランの減少分を上回った。生産余力は日量320万バレルで、このうちサウジが70%を占めている。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は、2019年4-6月期が日量3,090万バレル、2019年後半は3,020万バレルに減少する。

OECD諸国の在庫は3月末時点で28億4,900万バレルと、前月から2,580万バレル減少した。取り崩しのペースは過去5年平均の400万バレルを上回っており、季節的な傾向に反して原油の取り崩しが進んだことが背景にある。在庫は消費の59.8日分に相当、2018年7月以来の低水準となった。

製油所稼動は2019年4-6月期も低調、3-四半期連続で伸び悩みが続くことになる。それでも5月から8月にかけて1ヶ月あたり日量100万バレルのペースで増加すると見られている。

Posted by 松    5/15/19 - 07:36 

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