2019年08月29日(木)
4-6月期GDP改定値は前期比2.04%増加、速報から僅かに引き下げ
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 19年2Q | 速報値 | 19年1Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑2.04% | ↑2.06% | ↑3.10% | ↑2.0% | |
| 個人消費 | ↑4.66% | ↑4.27% | ↑1.14% | ||
| 国内投資 | ↓6.07% | ↓5.48% | ↑6.16% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑2.37% | ↑3.83% | ↑1.05% | ↑2.4% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑2.28% | ↑2.34% | ↑0.39% | NA | |
| >>コア | ↑1.75% | ↑1.80% | ↑1.05% |
米商務省によると、4-6月期実質国内総生産(GDP)は前期から2.04%増加した。前期の3.10%より低い伸びで、また速報値の2.06%から僅かに下方修正された。市場予想の範囲内となった。
経済の3分の2を占める個人消費支出は4.66%の増加と、速報で4.27%増加だったのから上方修正になった。耐久財の伸び率が12.86%から12.96%、非耐久財は6.02%から6.77%にそれぞれ引き上げ。またサービスも2.85%増加し、速報値の2.53%より高い伸びとなった。
住宅投資は2.88%の減少と、速報での1.55%より大きなマイナス幅に改定となった。在庫投資は690億ドルの増加と、速報値の717億ドル増から下方修正。GDPに0.91ポイントのマイナス要素で、速報での0.86ポイント以上となった。設備投資は2016年1-3月期以来のマイナス転落、速報の0.61%減少から0.65%減少に修正された。知的財産権が4.64%増から3.65%増に下方修正。一方機器は0.69%の増加と、速報の0.66%より若干大きな伸び率に改定となった。建造物は9.38%の減少、マイナス幅は10.55%から修正された。
貿易収支は9825億ドルの赤字と前期より赤字幅が拡大、速報値の9787億ドルからも上方修正となった。輸出は5.80%の減少と、速報の5.20%より大幅マイナスに修正。輸入は速報で0.10%増加だったのから、改定値では0.06%増加に修正された。
政府支出は前期比4.46%増加と、速報の4.98%増加から引き下げられた。ただ、地方政府の下方修正により、連邦政府の伸び率は引き上げとなった。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から2.28%上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は1.75%上がった。いずれも前期の伸び率を上回ったが、速報での2.34%、1.80%からは下方修正。前年比にすると、PCEは1.40%上昇、コアが1.53%上昇となった。
Posted by 松 8/29/19 - 08:50



