2019年08月14日(水)
債券:反発、中国やドイツの経済指標悪化背景に買い進む
[場況]
債券は反発。中国やドイツの経済指標の悪化を背景に世界景気が米景気にも波及することを懸念する空気が強まり、安全資産を求めて債券買いが進んだ。夜間取引に買いに弾みが付き、10年債利回りは低下。朝方には1.6%を割り込み、1.57%と2016年9月末以来の低水準を付けた。また、この時点で2年債の1.59%を下回り、12年ぶりに長短金利逆転となった。いったん買いにブレーキがかかっても、1.6%台に戻すと改めて買いがに拍車が掛かり、1.5%台に下がった。午後も本日のレンジ下限で推移を続けた。
Posted by 直 8/14/19 - 17:36
FX:円が急反発、世界的な景気減速懸念高まる中で買いが加速
[場況]
ドル/円:105.90、ユーロ/ドル:1.1138、ユーロ/円:117.96 (NY17:00)
為替は円が急反発。米国による対中追加関税の一部延期を受けてリスク志向が強まった前日の流れから一転、世界的な景気減速に対する懸念が改めて高まる中、株価の急落につれて安全資産としての円に買いが集まった。ドル/円は東京から売りが先行、106円台前半まで値を切り下げての推移となった。午後に106円台後半まで買い戻される場面も見られたものの、その後は再び売り圧力が強まり、ロンドンでは106円を割り込むまで下げ幅を拡大。NYに入ると売りも一服となったものの、株価の下落が重石となる中、106円をやや割り込んだあたりを中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京では1.11ドル台後半の、やや広いレンジ内での推移。ロンドンでは買いが優勢となったものの、1.12ドル台を試すことなく伸び悩んだ。NYに入ると一転して売り一色の展開となり、1.11ドル台前半まで急反落。その後は売りも一服となったものの、中盤以降も安値近辺で上値の重い展開が続いた。ユーロ/円は東京から売りが先行、118円台後半まで値を切り下げての推移となった。ロンドンに入ってもしばらくは同水準でのもみ合いが続いたが、その後改めて売り圧力が強まり、118円台前半まで一気に下げ幅を拡大。NYに入っても売りの勢いは衰えず、117円台後半まで値を崩した。中盤以降は売りも一服となったものの、押し目で買いを入れる向きも見られなかった。
Posted by 松 8/14/19 - 17:33
株式:大幅反落、世界的な景気減速懸念高まる中で売りが加速
[場況]
ダウ工業平均:25,479.42↓800.49
S&P500:2,840.60↓85.72
NASDAQ:7,773.94↓242.42
NY株式は大幅反落。中国やドイツの経済指標悪化に加え、米2年債と10年債の利回りが一時逆転したことなどを受け、世界的な景気減速に対する懸念が改めて強まる中、日中を通じて売り一色の展開となり、下げ幅は今年最大を記録した。ダウ平均は寄り付きから大きく売りが先行、早々に400ポイント以上値を下げる展開となった。その後も売りの勢いは衰えず、昼過ぎには700ポイントを超えるまでに下げ幅を拡大。その後一旦は買い戻しが優勢となる場面も見られたものの、売りの勢いは衰えず、最後は800ポイントを超える下げとなった。
セクター別では、ほぼ全てのセクターが下落。中でもエネルギーや銀行株の下落が大きくなったほか、素材やコンピューター関連にも売りが集まった。一方で金鉱株や公益化の下げは、小幅なものにとどまった。ダウ銘柄は、30銘柄全てが下落。ダウ(DOW)が5.91%、ウォルグリーンン(WBA)が5.01%それぞれ大幅に値を崩したほか、ゴールドマン・サックス(GS)、JPモルガン・チェース(JPM)、エクソン・モービル(XOM)、シスコ・システムズ(CSCO)も4%を超える下げを記録した。一方コカコーラは1%未満の下げにとどまった。
Posted by 松 8/14/19 - 17:00
大豆:反落、改めて米中通商問題に関心集まり売りの展開
[場況]
CBOT大豆11月限終値:878-0↓11-0
シカゴ大豆は反落。改めて米中通商問題の先行き不透明感に関心が集まり、売りの展開になった。アルゼンチンペソの下落も重石。夜間取引に買いが先行し、11月限は小高くなったが、早々にペースが落ちて、値を消した。前日の終値水準でもみ合いとなった後、売りに押されて下落。通常取引でも売りの流れを続け、さらに下げ幅を広げていった。取引終盤には870セント台に下げた。
Posted by 直 8/14/19 - 16:59
コーン:続落、USDA需給報告が依然として重石
[場況]
CBOTコーン9月限終値:359-0↓7-0
シカゴコーンは続落。USDA需給報告が依然として重石となった。また世界景気減速懸念も売り材料視された。夜間取引にはやや買いが進み、9月限は反発。しかし、朝方に370セントを超えたところで買いにブレーキがかかった。通常取引に入って売りも台頭し、しばらく横ばい水準でもみ合ってから、下げに転じた。引けにかけて360セントを下抜け、358-1/2セントと5月13日以来の安値を更新した。
Posted by 直 8/14/19 - 16:55
小麦:上昇、売り一服感から買い集まる
[場況]
CBOT小麦9月限終値:473-3/4↑1-3/4
シカゴ小麦は上昇。売り一服感から買いが集まった。夜間取引に買いが優勢となり、9月限は上昇。決め手材料の不足から、480セントちょうどまで上がると買いもスローダウンとなったが、通常取引開始時に前日終値を下回るとすぐに買いが進み小じっかりとした。その後再び伸び悩む場面をみても、最後まで買いの流れは切れなかった。
Posted by 直 8/14/19 - 16:54
ブラジルコーヒー輸出:14日現在51.64万袋と前月を11.5%上回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
8月14日 | 8月累計 | 前月(7/12) | 前月比 | 前年比 | |
輸出合計 | 166.531 | 516.440 | 463.124 | ↑11.5% | ↓27.2% |
>アラビカ種 | 144.139 | 435.359 | 396.391 | ↑9.8% | ↓14.6% |
>ロブスタ種 | 13.500 | 52.740 | 40.428 | ↑30.5% | ↓16.7% |
>インスタント | 8.892 | 28.341 | 26.305 | ↑7.7% | ↓55.3% |
Posted by 松 8/14/19 - 16:49
天然ガス:小幅反落、気温上昇予報で買い先行もその後売られる
[場況]
NYMEX天然ガス9月限終値:2.143↓0.004
NY天然ガスは小幅反落。朝方までは米南部を中心とした目先の気温上昇予報を支えにと買いが集まったものの、その後は大きく売りに押し戻された。明日の在庫統計が再び大幅な積み増しになるとの見方も弱気に作用した。9月限は夜間取引では買いが先行、朝方には2.20ドル台を回復するまでに値を伸ばした。その後は一転して大きく売りに押される格好となり、2.10ドル台前半まで急反落。通常取引開始後は値動きも落ち着き、2.10ドル台前半から半ばのレンジ内での推移、午後には一段と値を切り下げる場面も見られたが、引けにかけては買い戻しが集まり下げ幅を縮小した。
Posted by 松 8/14/19 - 15:28
石油製品:大幅反落、株や原油の急落につれて売り膨らむ
[場況]
RBOBガソリン9月限:1.6758↓0.0606
暖房油9月限:1.8437↓0.0336
NY石油製品は大幅反落。景気減速に対する懸念が改めて高まる中、株や原油の急落につれて売りが膨らんだ。相場は夜間取引から軟調に推移、朝方にかけて売り圧力が強まり、一気に値を崩した。通常取引開始後も売りの勢いは衰えず、在庫統計が弱気の内容となったことも嫌気され更に下げ幅を拡大。午後からは一転して買い戻しが集まる格好となり、朝方の水準まで値を戻した。
Posted by 松 8/14/19 - 15:23
原油:大幅反落、世界的な景気減速懸念強まる中で売りが加速
[場況]
NYMEX原油9月限終値:55.23↓1.87
NY原油は大幅反落。世界的な景気減速に対する懸念が改めて強まる中、株価の急落につれて投機的な売りが加速した。在庫統計で原油が予想外の積み増しとなったことも弱気に作用した。9月限は夜間取引から売りが優勢、56ドル台半ばまで値を切り下げての推移となった。早朝からは改めて売り圧力が強まる格好となり、55ドルを割り込むまで一気に下げ幅を拡大。その後一旦は買い戻しが集まったものの、通常取引開始後は改めて売りが加速、午後には54ドルをやや割り込むまで値を崩した。引けにかけてはポジション整理の動きが強まり、55ドル台前半まで回復して取引を終了した。
Posted by 松 8/14/19 - 15:10
金:大幅反発、景気の先行きに対する懸念高まる中で買いが加速
[場況]
COMEX金12月限終値:1,527.8↑13.7
NY金は大幅反発。中国やドイツの経済指標の弱気サプライズや、リセッションのサインとされる米2年債と10年債のスプレットの逆転が一時見られるなど、景気の先行きに対する懸念が改めて高まる中で安全資産としての買いが集まった。12月限は夜間取引では前日の流れを継いだ売りが先行したものの、早朝にまとまった買いが入りプラス圏を回復すると、そのまま1,520ドル台後半まで一気に上げ幅を拡大。通常取引開始後は1,520ドル台前半から半ばのレンジ内での推移、中盤に1,510ドル半ばまで売りに押される場面も見られたが、押し目ではしっかりと買いが集まり1,520ドル台後半まで値を伸ばした。
Posted by 松 8/14/19 - 14:03
天然ガス在庫は610億立方フィートの積み増し予想
[エネルギー]
天然ガス在庫統計市場予想
15日 NY10:30発表、単位10億立方フィート、ダウジョーンズ社集計
予想平均 | 予想レンジ | ||
天然ガス在庫 | ↑ 61.0 | ↑ 55.0 〜 ↑ 67.0 | |
>前週 | ↑ 55.0 | ||
>前年 | ↑ 33.0 | ||
>過去5年平均 | ↑ 51.8 |
Posted by 松 8/14/19 - 13:43
コーヒー:反落、レアル安の進行につれて投機的な売りが相場を主導
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:97.90↓1.80
NYコーヒーは反落。投資家のリスク回避の動きが強まる中、対ドルでのブラジルレアル安の進行につれて投機的な売りが相場を主導した。12月限は夜間の時間帯は前日終値を中心としたレンジ内で上下を繰り返す展開。朝方には買いが集まり1ドルの節目をうかがうまでに値を伸ばしたが、その後は一転して売り圧力が強まり、97セント台前半まで値を崩した。中盤には再びプラス圏まで値を戻したものの、それ以上の動きは見られず。引けにかけてはややマイナス圏に入ったあたりで軟調に推移した。
Posted by 松 8/14/19 - 13:40
砂糖:反落、レアル安やリスク回避の動き嫌気し売りが優勢
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:11.61↓0.11
NY砂糖は反落、対ドルでのブラジルレアル安の進行が重石となる中、日中を通じて投機的な売りが優勢の展開となった。世界的な景気減速に対する懸念から、市場全体にリスク回避の動きが強まったことも弱気に作用した。10月限は夜間の時間帯は買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりを中心に底堅い展開となった。NYに入ると一転して売り圧力が強まり、11.57セントの安値まで急反落。売り一巡後は買い戻しが集まり、11.60セント台を回復したものの、それ以上の動きは見られず。引けにかけては再び上値が重くなった。
Posted by 松 8/14/19 - 13:13
EIA在庫:原油は158万バレルの積み増し、予想は取り崩し
[エネルギー]
EIA石油在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位1,000バレル
8月9日現在 | 前週比 | 市場予想 | API発表(前日) | ||
原油在庫 | 440510 | ↑ 1580 | ↓ 2069 | ↑ 3700 | |
ガソリン在庫 | 233760 | ↓ 1412 | ↑ 85 | ↑ 3700 | |
留出油在庫 | 135513 | ↓ 1938 | ↑ 931 | ↓ 1300 | |
製油所稼働率 | 94.81% | ↓ 1.55 | ↑ 0.01 | - | |
原油輸入 | 7714 | ↑ 566 | - | - |
Posted by 松 8/14/19 - 10:39
2018/19年度フランス軟質小麦輸出、前年から約1%減少
[穀物・大豆]
フランスの2018/19年度(7-6月)軟質小麦輸出が前年から約1%減少し、1710万トンになった。英情報会社がフランスの税関データをまとめた結果で、欧州連合(EU)向けが20%近く落ち込み740万トン。一方、非EU向けは810万トン稲荷、約20%増加となった。
Posted by 直 8/14/19 - 09:47
2018/19年度英小麦輸出、前年から20%減少
[穀物・大豆]
英国の税関データによると、2018/19年度(7-6月)の小麦輸出は35万8344トンと、前年から20.1%減少した。欧州連合(EU)向けの輸出が前年比25.8%減の33万1187トン。一方、非EU向けは2万7157トンで、前年の2006の10倍以上に膨らんだ。
Posted by 直 8/14/19 - 09:34
7月輸入物価指数は前月から0.16%上昇、前年比では1.80%低下
[経済指標]
輸入・輸出物価指数
出所:米労働省、NY8:30発表、2000年=100
19年7月 | 前月比 | 前年比 | 19年6月 | |
輸入物価指数 | 125.8 | ↑0.16% | ↓1.80% | ↓1.10% |
>非燃料 | 116.1 | ↓0.09% | ↓1.28% | ↓0.26% |
輸出物価指数 | 126.2 | ↑0.24% | ↓0.94% | ↓0.63% |
Posted by 松 8/14/19 - 08:37
ブラジル・サンマルチーニョ、4-6月期砂糖きび圧搾は4.9%減少
[砂糖]
ブラジルの砂糖・エタノール会社サンマルチーニョによると、同社の4-6月期の砂糖きび圧搾高は904万2000トンと、前年同期から4.9%減少した。シーズン初めの多雨が背景にあるといいう。砂糖きび1トンあたりの糖分含有量(ATR)が122.7キログラムで、前年から7.0%の減少。ただ、降雨が寄与して砂糖きびのイールドは前年の79.6トンから89.1トンに上昇した。
砂糖生産が前年比7.3%増の43万6000トンになった一方、エタノール生産は3億8200万リットルと、前年に比べて21.5%減少した。砂糖とエタノール生産への砂糖きびの割り当ては、前年同期にそれぞれ34%、66%だったのが、砂糖向け41%、エタノール向けでは59%となった。
サンマルチーニョは2019/20年度(4-3月)の砂糖きび圧搾見通しを2200万トンで据え置いた。
Posted by 直 8/14/19 - 08:35
インド食料省、19/20年度に最大600万トンの砂糖輸出に補助金検討
[砂糖]
インド食料省が2019/20年度に最大600万トンの砂糖輸出に対する補助金を検討していると報じられた。関係者によると、国内需給を引き締め、価格を押し上げるのが狙い。世界貿易機関(WTO)の規定に沿って1キログラム当たり10.5-11.0ルピーの補助を計画しているという。補助金は倉庫から輸出港までの輸送や、荷揚げ、海運コスト、保険料などが対象になる模様。ただ、業界が求めている13ルピーを下回る。
インドは2018/19年度にも油仏補助を設けているが、ブラジルとオーストラリア、グアテマラが国際市場をゆがめるとWTOに抗議した。WTOは15日にも紛争解決機関(DSB)におけるパネルを設置する見通し。
Posted by 直 8/14/19 - 08:12
MBA住宅ローン申請指数は前週から21.69%上昇
[経済指標]
住宅ローン申請指数
出所:米モーゲージ・バンカーズ協会(MBA)、NY7:00発表、季節調整値
8月9日 | 前週比 | 前年比 | 8月2日 | |
総合指数 | 620.4 | ↑21.69% | ↑84.75% | ↑5.33% |
新規購入指数 | 252.6 | ↑1.90% | ↑12.02% | ↓2.02% |
借り換え指数 | 2742.9 | ↑36.94% | ↑195.73% | ↑11.82% |
Posted by 松 8/14/19 - 07:07
13日のOPECバスケット価格は59.47ドルと前日から1.51ドル上昇
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
8/13 (火) | 59.47 | ↑1.51 |
8/12 (月) | 57.96 | ↓0.04 |
8/9 (金) | 58.00 | ↑0.50 |
8/8 (木) | 57.50 | ↓0.32 |
8/7 (水) | 57.82 | ↓0.89 |
Posted by 松 8/14/19 - 07:03
8/14(水)の予定
[カレンダー]
経済指標
・住宅ローン申請指数 (07:00)
・7月輸入・輸出物価指数 (08:30)
エネルギー
・EIA石油在庫統計 (10:30)
納会日
・大豆・大豆製品 8月限納会
Posted by 松 8/14/19 - 07:00
2019年08月13日(火)
債券:反落、米国の対中関税先送りでリスク回避の空気後退し売り
[場況]
債券は反落。米政府が一部中国勢品に対する追加関税の発動を12月15日に先送りすると発表し、米中貿易協議の進展期待にもつながってリスク回避の空気が後退、債券に売りが膨らんだ。朝方発表された消費者物価指数で商品とエネルギーを除くコア指数が予想を上回ったのもマイナスに作用。
10年債利回りは夜間取引に前日の買いの流れを再開する形で1.6%台前半まで低下してから、通常取引ではCPIや関税延期を消化しながら売りの展開にシフトした。一気に1.7%台に上昇した。ただ、米中の通商問題や米機経済などの先行き不透明感も根強いことから、売りのペースはややスローダウンした。
Posted by 直 8/13/19 - 17:39
FX:円全面安、対中追加関税の一部延期受けてリスク志向強まる
[場況]
ドル/円:106.74、ユーロ/ドル:1.1171、ユーロ/円:119.24 (NY17:00)
為替は円全面安の展開。米政府が対中関税の一部延期を発表、景気減速懸念が後退しとうしかのリスク志向が強まる中、安全資産としての円に対する売りが加速した。ドル/円は東京では朝方に105円台半ばまで値を切り上げる場面が見られたものの、その後は再び売りに押されロンドンでは105円割れをうかがうまでに反落。NYに入ると米政府の発表を受けて買い一色の展開となり、107円台まで一気に値を回復。買い一巡後は106円台前半まで値を下げたものの、早々に下げ止まり。昼からは106円台半ばから後半のレンジ内での推移が続いた。
ユーロ/ドルは東京から売りが優勢、1.11ドル台後半まで値を切り下げての推移となった。ロンドンに入ってもしばらくは同水準での推移が続いたが、その後買い戻しが集まりNY早朝には1.12ドル台前半まで値を回復。NYにでは米株が急伸する中で再び売り圧力が強まり、1.11ドル台後半まで値を下げた。ユーロ/円は東京から売りが優勢、ロンドン朝にかけて117円台後半までジリジリと値を下げる展開となった。NYでは対中追加関税延期を受けて買いが加速し、119円台後半まで一気に値を回復。中盤以降は値動きも落ち着き、119円をやや上回ったあたりでのもみ合いが続いた。
Posted by 松 8/13/19 - 17:28
ブラジルコーヒー輸出:13日現在34.99万袋と前月を0.1%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
8月13日 | 8月累計 | 前月(7/11) | 前月比 | 前年比 | |
輸出合計 | 77.937 | 349.909 | 350.093 | ↓0.1% | ↓50.7% |
>アラビカ種 | 76.219 | 291.220 | 293.046 | ↓0.6% | ↓42.9% |
>ロブスタ種 | 0.000 | 39.240 | 40.428 | ↓2.9% | ↓38.0% |
>インスタント | 1.718 | 19.449 | 16.619 | ↑17.0% | ↓69.3% |
Posted by 松 8/13/19 - 17:13
株式:大幅反発、対中追加関税の一部延期を好感して買いが加速
[場況]
ダウ工業平均:26,279.91↑372.54
S&P500:2,926.32↑43.23
NASDAQ:8,016.36↑152.95
NY株式は大幅反発。トランプ政権が対中追加関税の一部延期を発表、世界的な景気減速に対する懸念が後退する中でポジション調整の買い戻しが加速した。ダウ平均は寄り付きから買い一色の展開、早々に500ポイント以上値を伸ばす展開となった。買い一巡後もしっかりと高値圏を維持しての推移。最後まで大きく値を崩すことのないまま取引を終了した。
セクター別では、金鉱株が値を下げた以外、ほぼ全てのセクターが上昇。半導体やコンピューター関連の上昇が大きくなったほか、通信や保険、運輸株もしっかりと値を伸ばした。ダウ銘柄では、アップル(AAPL)が4.23%の上昇となったほか、インテル(INTC)やダウ(DOW)、ユナイテッド・ヘルス(UNH)、シスコ・システムズ(CSCO)、ウォルマート(WMT)、マイクロソフト(MSFT)、ウォルグリーン(WBA)、ナイキ(NKE)も2%を超える上昇となった。一方、ファイザー(PFE)とボーイング(BA)の2銘柄は下落した。
Posted by 松 8/13/19 - 16:54
大豆:反発、対中関税先送り受け米中貿易協議進展期待から買い
[場況]
CBOT大豆11月限終値:889-0↑9-3/4
シカゴ大豆は反発。米国が一部の中国製品の関税発動を延期したことを受け、米中貿易協議の進展につながることを期待し、買いの展開になった。夜間取引にまず売りに押されたが、11月限は前日の安値を下回ったところで買いが集まり、早々に上昇に転じた。890セント台に上がっていったん買いにブレーキがかかり値を消したが、通常取引に入って改めて買いに弾みが付き、値を伸ばした。896-3/4セントと7月31日以来の高値を更新して買いも息切れとなり、880セント台後半に伸び悩んだ。
Posted by 直 8/13/19 - 16:52
コーン:続落、弱気のUSDA需給報告が引き続き売り圧力強める
[場況]
CBOTコーン9月限終値:366-0↓19-1/4
シカゴコーンは続落。前日に発表された弱気のUSDA需給報告が引き続き売り圧力を強めた。9月限は夜間取引に前日の売りの流れを続ける形で370セント台に下落した。通常取引開始時には370セントを下抜け、そのままさらに下げ幅を拡大。引け近くに365-1/2セントと5月13日以来の安値を更新した。
Posted by 直 8/13/19 - 16:49
小麦:ほぼ変わらず、コーン続落につれて売りの一方買い戻し
[場況]
CBOT小麦9月限終値:472-0↑0-1/4
シカゴ小麦はほぼ変わらず。前日に続いてコーンの続落につれて売りが出る一方、前日に大きく下げた反動で買い戻しもあり、方向感の定まらない値動きとなった。9月限は夜間取引に小幅レンジ内で上下に振れる展開から、朝方にかけてやや売りに押されて弱含んだ。通常取引開始時に465-1/2セントと5月16日以来の安値を更新したところで買いが優勢となり持ち直し。ただ、470セント台後半まで上昇が進んだ後は買いも一服し、取引終盤には前日の終値水準でのもみ合いとなった。
Posted by 直 8/13/19 - 16:44
API在庫:原油は370万バレルの積み増し、予想は取り崩し
[エネルギー]
API石油在庫統計
出所:全米石油協会(API)、NY16:30発表、単位1,000バレル
8月9日現在 | 前週比 | 市場予想 | |
原油在庫 | ↑ 3700 | ↓ 2069 | |
>オクラホマ州クッシング | ↓ 2500 | - | |
ガソリン在庫 | ↑ 3700 | ↑ 85 | |
留出油在庫 | ↓ 1300 | ↑ 931 |
Posted by 松 8/13/19 - 16:42
天然ガス:反発、テキサスで猛暑続くとの予報受けて買い集まる
[場況]
NYMEX天然ガス9月限終値:2.147↑0.042
NY天然ガスは反発。景気減速懸念の後退を背景とした株価の急伸が下支えとなる中、ポジション整理の買い戻しがしっかりと相場を押し上げた。テキサス州で目先猛暑が続くとの予報も強気に作用した。9月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでの推移となった。早朝にかけては売りに押し戻される格好となり、ややマイナス転落したものの、押し目では買い意欲も強く、早々に下げ止まり。朝方からは改めて買い意欲が強まり、中盤にかけて2.10ドル台後半まで一気に値を伸ばした。昼前には買いも一服となったものの、高値近辺は維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 8/13/19 - 15:23
石油製品:大幅反発、株や原油の急伸につれて買いが加速
[場況]
RBOBガソリン9月限:1.7364↑0.0712
暖房油9月限:1.8773↑0.0715
NY石油製品は大幅反発。株や原油の急伸につれて投機的な買いが加速した。相場は夜間取引では売りが優勢、朝方にかけてはややマイナス圏に入ったあたりでの推移となった。通常取引開始後は米政府による対中追加関税の一部延期発表を受けて買いが加速、7日ぶりの高値まで一気に値を切り上げる展開。午後からは買いも一服となったが、高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 8/13/19 - 15:18
原油:大幅続伸、米政府による対中追加関税の一部延期を好感
[場況]
NYMEX原油9月限終値:57.10↑2.17
NY原油は大幅続伸。米政府が対中追加関税の一部延期を表明、世界的な景気減速に伴う需要の伸び悩みに対する懸念が後退する中で投機的な買いが加速した。9月限は夜間取引では前日までの上昇の反動もあって売りが優勢、早朝には54ドル台前半まで値を下げる場面も見られた。通常取引開始後は米政府の発表を受けて買い一色の展開となり、昼過ぎには57ドル台半ばまで上げ幅を拡大。その後は買いも一服となったものの、最後まで高値圏はしっかりと維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 8/13/19 - 15:05
金:反落、米政府による対中追加関税一部延期発表で売りが加速
[場況]
COMEX金12月限終値:1,514.1↓3.1
NY金は反落。米政府が対中追加関税の一部延期を発表、世界的な景気減速に対する懸念が後退する中でポジション整理の売りが加速した。12月限は夜間取引からこれまでの流れを継いだ買いが先行、早朝には1,540ドル台半ばまで一気に値を伸ばす展開となった。買い一巡後はポジション整理の売りに押し戻される展開。株式市場が開くと米政府の発表を受けて売りが加速、1,500ドルの節目を大きく割り込むまで値を崩した。その後は再び買いが集まり、1,500ドル台を回復。中盤以降は値動きも落ち着き、1,510ドル台を中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 8/13/19 - 13:52
ブラジル中西部でコーン由来エタノール生産の増加基調続く
[エタノール]
ブラジル中西部でコーン由来のエタノール生産が増加基調を続けていると報じられた。2017年にマットグロッソ州で最初のコーン由来のエタノール生産工場がオープンし、生産能力も拡大済み。国内のコーン由来エタノール生産者を代表するUnemによると、中西部で向こう数年間に少なくとも7件の工場建設が計画されており、年間生産能力があわせて30億リットルの見通しである。また、新たな工場建設に加え、12月から3月の砂糖きび供給が乏しい時期にコーンからのエタノール生産ができるよう設備改造に取り組む製糖所もあると伝わっている。
米調査会社ソイビーン・アンド・コーン・アドバイザーは、中西部でコーンの供給が潤沢なうえ、価格も比較的低いことを指摘。一方で、南部の出荷施設や家畜業者へのコーン輸送費や、ほかの生産地で生産されたエタノールの輸送費が高く、中西部でコーン由来のエタノール生産意欲が高まっているという。また、地元の農家もこのトレンドを歓迎しているとした。
Posted by 直 8/13/19 - 13:37
コーヒー:反発、レアル高の進行支えとなる中で買い戻しが加速
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:99.70↑2.40
NYコーヒーは反発。対ドルでのブラジルレアル高の進行が下支えとなる中、ポジション整理の買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。12月限は夜間の時間帯から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりを中心としたもみ合いとなった。早朝からは売り圧力が強まり、マイナス転落する場面も見られたものの、大きく値を崩すことなく下げ止まり。NYに入ると米国が対中追加関税の一部延期を発表したことを好感して投資家のリスク志向が強まる中で買いが加速、引け間際には1ドルの節目をうかがう水準まで一気に値を回復した。
Posted by 松 8/13/19 - 13:29
砂糖:反発、景気減速懸念後退する中レアル高につれて買い集まる
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:11.72↑0.16
NY砂糖は反発。米国が対中追加関税の一部延期を表明、世界的な景気減速に対する懸念が後退する中、ブラジルレアルの上昇につれてしっかりと値を回復した。10月限は夜間の時間帯から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでの推移となった。早朝には売りに押されマイナス転落する場面も見られたものの、押し目では買い意欲も強く、すぐにプラス圏を回復。NYに入ると改めて騰勢を強める格好となり、11.83セントの日中高値まで一気に値を伸ばした。中盤以降は買いも一服となったものの、11セント台後半の水準はしっかりと維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 8/13/19 - 13:22
2019年ウクライナ穀物収穫、8月12時点で97%終了・農務省
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、国内の2019年穀物・豆類収穫は8月12日時点で960ヘクタールと事前予想の97%終了となった。規模にして3750万トン。小麦が660万ヘクタールから2760万トン収穫済みで、97%終わった。
Posted by 直 8/13/19 - 11:52
欧州委、インドネシア産バイオディーゼル輸入関税引き上げ
[エタノール]
欧州委員会は13日、インドネシアからのバイオディーゼル輸入に対する関税を8%から18%に引き上げた。欧州連合(EU)の生産者を保護するのが狙いという。ただ、追加関税は暫定的な措置であり、調査を続けるとコメント。12月半ばまでに最終的な措置を取る可能性も示唆した。
欧州委員会は、インドネシア政府のバイオディーゼルセクターへの補助を不当と判断し、7月下旬に関税引き上げを提案していた。一方、インドネシアの貿易相は前週、EUからの乳製品輸入への20-25%の関税案を打ち出した。
Posted by 直 8/13/19 - 11:38
印マハラシュトラ州砂糖生産見通し、天候要因から下方修正
[砂糖]
インド・マハラシュトラ州の2019/20年度砂糖生産見通しが天候要因から下方修正となった。西インド製糖所協会(WISMA)のプレジデントは生産が5200万-5500万トンになるとみており、前年の1070万トンから大きく減少、また当初予想の640万トンを下回る。
同氏は州の50%は干ばつの被害を受け、残る50%に関すると前週に西部で起きた洪水の影響が出ていることを指摘。州の砂糖生産の6割を占めるサングリー県とコールハープル県、サーターラー県あわせて350万ヘクタール以上の砂糖きび畑が浸水しているという。また、砂糖きびは1-2フィートの浸水に耐えられるが、州西部の複数の製糖所の報告で5フィートを超えており、砂糖きびの腐敗が始まっていると述べた。州政府などのデータで栽培面積はすでに前年から30%ほど減少とみられており、被害報告などに基づいて砂糖生産見通しの下方修正に至ったとしている。
Posted by 直 8/13/19 - 09:53
ユーロシステムの金準備高は前週から300万ユーロ増加
[メタル]
ECBが13日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高(受取勘定含む)は8月9日現在4,318億5,800万ユーロと、前週から300万ユーロ増加した。増加はユーロシステム内の中銀2行が金貨を買い付けたことによるもの。
Posted by 松 8/13/19 - 09:20
8月第一週のチェーンストア売上高、前月比2.0%減少
[場況]
米小売調査レッドブック・リサーチが6日に発表したレポートによると、8月第一週の国内チェーンストア売上高は前月から2.0%減少した。前年同期と比べると4.4%の増加という。
Posted by 直 8/13/19 - 08:59
7月消費者物価指数は前月から0.34%上昇、コアは0.29%上昇
[経済指標]
消費者物価指数(CPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982-84年=100
前月比 | 19年7月 | 19年6月 | 市場予想 | |
消費者物価指数 | ↑0.34% | ↑0.06% | ↑0.3% | |
コア(エネルギー・食品除く) | ↑0.29% | ↑0.29% | ↑0.2% |
Posted by 松 8/13/19 - 08:41
ブラジル・ライゼン、4-6月期砂糖きび圧搾は前年比横ばい
[砂糖]
ブラジルの砂糖・エタノール大手ライゼンによると、同社の4-6月期砂糖きび圧搾は前年同期比横ばいの8万8000トンになった。砂糖生産に向けた砂糖きびの割り当て比率が49%で、前年の48%から僅かに上がった。一方、エタノール向けで前年を1ポイント下回る51%。2019/20年度(4-3月)の砂糖きび圧搾は6100万-6300万トンと、前年の5972万4000トンから増加を見通す。
ライゼンはブラジルの製糖会社コサンと英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルの合弁会社である。
Posted by 直 8/13/19 - 08:11
小売チェーンストア販売指数、前週比2.7%低下
[経済指標]
米小売調査会社リテール・エコノミストとゴールドマン・サックスが集計したデータに基づく週間小売チェーンストア販売指数(季節調整値)は、8月10日時点で前週から2.7%低下した。前年同期比にすると1.7%の上昇になる。
Posted by 直 8/13/19 - 07:56
8/13(火)の予定
[カレンダー]
経済指標
・7月消費者物価指数(CPI) (08:30)
エネルギー
・API石油在庫統計 (16:30)
Posted by 松 8/13/19 - 06:42
2019年08月12日(月)
債券:反発、米中貿易摩擦に注目し香港デモなども手掛かりに買い
[場況]
債券は反発。週末から戻り、改めて米中貿易摩擦に注目が向かう中、香港のデモ拡大、アルゼンチン大統領背予備選結果を背景にしたペソ急落なども手掛かりに買いが進んだ。夜間取引に買いが優勢となり、10年債利回りは1.6%台に低下。通常取引でもさらに買いが進み、午後には1.62%まで下がった。
Posted by 直 8/12/19 - 17:51
全米平均ガソリン小売価格は前週から6.4セント下落
[エネルギー]
ガソリン・ディーゼル小売価格
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY17:00発表、単位セント/ガロン
8月12日 | 前週比 | 前年比 | |
レギュラーガソリン全米平均 | ¢262.4 | ↓6.4 | ↓21.9 |
ディーゼル燃料全米平均 | ¢301.1 | ↓2.1 | ↓20.6 |
Posted by 松 8/12/19 - 17:35
FX:円高、世界的な景気減速に対する懸念高まる中で買い集まる
[場況]
ドル/円:105.29、ユーロ/ドル:1.1213、ユーロ/円:118.07 (NY17:00)
為替は円高が進行。米中貿易戦争の激化に伴う世界的な景気減速に対する懸念が高まる中、安全資産としての円にしっかりと買いが集まった。香港で空港が閉鎖されるなど、情勢が悪化していることや、アルゼンチンの大統領予備選で現職大統領が予想外の大敗を喫したことを嫌気してアルゼンチンペソが急落したことも、市場の不安を煽る格好となった。ドル/円は東京市場が休みの中、アジア時間から売りが先行、105円台半ばまで値を切り下げての推移となった。ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、105円の節目割れをうかがうまでに下げ幅を拡大。NYに入ると売りも一服、105円台前半まで値を戻したものの、中盤以降は再び上値が重くなった。
ユーロ/ドルはアジア時間には1.12ドルをやや上回ったあたりでのもみ合い、ロンドンに入ると売り圧力が強まり、1.11ドル台後半まで値を下げたものの、押し目では買い意欲も強く、早々に下げ止まり。その後は一転して買いが優勢の展開となり、NYに入ると1.12ドル台まで値を回復した。中盤以降は動意も薄くなり、1.12ドル台前半での推移が続いた。ユーロ/円は、アジア時間では118円台前半での小動き、ロンドンに入ると売りが加速、117円台半ばまで一気に値を下げる展開となった。NYに入ると改めて買い意欲が強まり、中盤には118円台を回復。その後は値動きも一服、118円の節目近辺でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 8/12/19 - 17:32
大豆:反落、コーンの下落進んだのにつれて売り広がる
[場況]
CBOT大豆11月限終値:879-1/4↓12-1/2
シカゴ大豆は反落。コーンの下落が進み、つれて大豆にも売りが広がった。夜間取引に売りが台頭し、11月限は880セント台に下落、朝方には880セント割れ目前まで下げた。通常取引に入り売りもスローダウンして下げ止まり。その後発表されたUSDA需給報告を消化し、前週末プラスに転じる場面もあった。しかし、すぐにコーンを追った売りによって、870セント台に値を下げた。
Posted by 直 8/12/19 - 16:56
コーン:大幅下落、弱いUSDA需給報告に反応して売り殺到
[場況]
CBOTコーン9月限終値:385-1/4↓25-0
シカゴコーンは大幅下落。作付が予想を上回り、イールドは下方修正などUSDA需給報告弱い内容だったのことに反応して売りが殺到した。9月限は夜間取引に売りに押され400セント台に下落。朝方に下げ足も速まり、通常取引開始後に400セント台前半まで下げた。さらに需給報告の発表に続いて売りピッチが加速してストップ安。385-1/4セントと5月16日以来の安値を付けた。
Posted by 直 8/12/19 - 16:53
小麦:大幅反落、需給報告売り材料視しコーン下落にもつれて売り
[場況]
CBOT小麦9月限終値:471-3/4↓27-3/4
シカゴ小麦は大幅反落。USDA需給報告の生産上方修正などを売り材料視し、またコーンの落ち込みにつれて売りの展開になった。夜間取引に売りが台頭し、8月限はじりじりと下落。通常取引開始時に490セント台前半まで下落していったん売りにブレーキがかかり、下げ幅縮小となった。そのまま前週末の終値水準でもみ合ったが、需給報告を受けて売りを浴び、460セント台に下落が進んだ。466-1/2セントと5月16日以来の安値を更新し、引けにかけて470セント台に下げ渋った。
Posted by 直 8/12/19 - 16:49
株式:大幅続落、景気減速懸念や金利の低下嫌気し売りが加速
[場況]
ダウ工業平均:25,896.44↓391
S&P500:2,882.70↓35.95
NASDAQ:7,863.41↓95.73
NY株式は大幅続落。世界的な景気減速に対する懸念から長期金利の低下に歯止めが効かなくなる中、日中を通じてリスク回避の売りが相場を主導する展開となった。香港で空港が閉鎖されるなど、情勢不安が高まっていることや、アルゼンチンの大統領予備選で現職大統領が予想外の大敗を喫したことを嫌気、アルゼンチンペソが急落したことも市場の不安を煽る格好となった。ダウ平均は寄り付きから大きく売りが先行、早々に200ポイント以上値を下げる展開となった。その後はペースこそやや鈍ったものの、売りの流れが継続。午後からは改めて売り圧力が強まる格好となり、400ポイントを大幅に上回るまでに下げ幅を拡大した。引けにかけては売りも一服となったものの、反発は限定的なものにとどまった。
セクター別では、ほぼ全てのセクターが下落。銀行株が大きく値を下げたほか、運輸株やバイオテクノロジー、素材なども下げが目立った。一方で公益株や生活必需品、薬品株などは比較的下げも穏やかだった。ダウ銘柄は、メルク(MRK)が0.22%上昇した以外、29銘柄が全て下落。中でもゴールドマン・サックス(GS)は2.65%、ファイザー(PFE)は2.61%それぞれ大幅に下落、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)やキャタピラー(CAT)、ユナイテッド・ヘルス(UNH)、ダウ(DOW)、ウォルト・ディズニー(DIS)も2%を超える下落となった。
Posted by 松 8/12/19 - 16:47
USDAクロップ:大豆作柄は僅かに悪化、生育は平年より遅れる
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・大豆
出所:米農務省、NY16:00発表
8月11日現在
大豆作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 3% | 10% | 33% | 46% | 8% |
前週 | 3% | 10% | 33% | 45% | 9% |
前年 | 3% | 7% | 24% | 50% | 16% |
大豆開花進捗率 | 8月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 82% | 72% | 95% | 93% |
大豆着サヤ進捗率 | 8月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 54% | 37% | 83% | 76% |
Posted by 松 8/12/19 - 16:14
USDAクロップ:コーン作柄は前週から変わらず、デント始まる
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・コーン
出所:米農務省、NY16:00発表
8月11日現在
コーン作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 3% | 10% | 30% | 47% | 10% |
前週 | 3% | 10% | 30% | 47% | 10% |
前年 | 3% | 7% | 20% | 50% | 20% |
コーンシルキング進捗率 | 8月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 90% | 78% | 96% | 97% |
コーンドウ進捗率 | 8月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 39% | 23% | 71% | 61% |
コーンデント進捗率 | 8月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 7% | - | 24% | 16% |
Posted by 松 8/12/19 - 16:13
USDAクロップ:春小麦作柄は前週から大幅に悪化、収穫は8%が終了
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・春小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
8月11日現在
春小麦作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要6州平均 | 1% | 7% | 23% | 57% | 12% |
前週 | - | 5% | 22% | 63% | 10% |
前年 | 1% | 4% | 20% | 62% | 13% |
春小麦収穫進捗率 | 8月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要6州平均 | 8% | 2% | 32% | 30% |
Posted by 松 8/12/19 - 16:11
USDAクロップ:冬小麦収穫は89%が終了、平年より遅れ続く
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・冬小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
冬小麦収穫進捗率 | 8月11日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 89% | 82% | 93% | 96% |
Posted by 松 8/12/19 - 16:10
天然ガス:小幅続落、弱気の需給見通しが改めて相場の重石
[場況]
NYMEX天然ガス9月限終値:2.105↓0.014
NY天然ガスは小幅続落。この先気温の上昇に伴い冷房需要が増加しても、需給を引き締めることは難しいとの見方が重石となる中で値を下げた。9月限は夜間取引では先週末を終値を挟んだレンジ内で、方向感なく上下を繰り返す展開。通常取引開始後には2.10ドル台半ばまで値を伸ばす場面見られた。その後は一転して売りに押される格好となり、昼前には2.10ドル割れを試すまでに下げ幅を拡大。午後には売りも一服となったものの、最後まで安値近辺でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 8/12/19 - 15:27
石油製品:反落、景気減速に伴う需要の伸び悩み懸念が重石
[場況]
RBOBガソリン9月限:1.6652↓0.0088
暖房油9月限:1.8058↓0.0022
NY石油製品は反落、景気減速に伴う需要の伸び悩みが重石となる中、株価の下落につれて売りが優勢の展開となった。相場は夜間取引から売りが先行、朝方からは原油の上昇につれる形でまとまった買いが入り、小幅ながらもプラス転換したものの、早々に息切れ。中盤以降は改めて売りに押される格好となり、ややマイナス圏に入ったあたりで上値の重い展開が続いた。
Posted by 松 8/12/19 - 15:22
原油:続伸、産油国の追加減産期待支えにしっかりと買い集まる
[場況]
NYMEX原油9月限終値:54.93↑0.43
NY原油は続伸。世界的な景気減速に対する懸念や株価の下落が重石となる中にも関わらず、産油国がこの先追加減産を行うとの期待を支えにしっかりと買いが集まった。9月限は夜間取引では売りが先行、53ドル台半ばまで値を下げる場面も見られた。早朝からは一転して買い意欲が強まり、通常取引開始後には55ドル台前半まで一気に値を回復。中盤にかけては再び売りに押される格好となり、小幅ながらもマイナス転落したものの、押し目では買い意欲も強く、しっかりと下げ止まり。昼には54ドル台後半まで値を回復、引けにかけては動意も薄くなった。
Posted by 松 8/12/19 - 15:16
7月財政収支は1,197億ドルの赤字、予想上回る
[経済指標]
財政収支
出所:米財務省、NY14:00発表、単位10億ドル、▲赤字、会計年度:10月-9月
19年7月 | 18年7月 | 今年度累計 | 前年同期 | 市場予想 | ||
財政収支 | ▲119.696 | ▲76.865 | ▲866.813 | ▲683.965 | ▲100.00 | |
歳入 | 251.348 | 225.266 | 2860.202 | 2766.071 | ||
歳出 | 371.044 | 302.131 | 3727.014 | 3450.035 |
Posted by 松 8/12/19 - 14:17
9月の米シェールオイル生産は前月から8.5万バレル増加、EIA
[エネルギー]
米エネルギー省情報局(EIA)は12日に発表した掘削状況レポートで、米国の9月のシェールオイル生産が日量876.8万バレルと、前月から8.5万バレル増加するとの見通しを示した。テキサス州西部のパーミヤンで7.5万バレル、ワイオミングからコロラドにかけてのニオブララで1.2万バレル、ノースダコタを中心としたバッケンで0.3万バレルそれぞれ生産が増加する一方、南テキサスのイーグルフォード地域では0.6万バレル減少する。8月の生産量は日量868.3万バレルと、前月に854.6万バレルと推定していたのから引き上げられた。シェールガスの生産は、9月に前月から日量7億2,900万立方フィート増加するとの見通しが示された。
Posted by 松 8/12/19 - 14:06
金:反発、景気減速懸念背景とした長期金利の低下が買い呼び込む
[場況]
COMEX金12月限終値:1,517.2↑8.7
NY金は反発。世界的な景気減速に対する懸念が高まる中、米長期金利の低下につれてしっかりと買いが集まった。香港で空港が閉鎖されるなど、情勢不安が高まっていることや、大統領予備選の結果を受けたアルゼンチンペソの急落も、安全資産としての需要を高める格好となった。12月限は夜間取引ではロンドン朝にかけて売りが先行、一時1,500ドルの節目を割り込む場面も見られた。その後は一転して買い意欲が強まり、朝方には1,520ドルの節目をうかがうまでに上げ幅を拡大。通常取引開始後は売りに押され、一旦は1,510ドル台前半まで値を下げたものの、中盤以降は改めて買い意欲が強まった。
Posted by 松 8/12/19 - 14:03
コーヒー:大幅反落、レアル安が重石となる中で投機的な売りが加速
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:97.30↓3.40
NYコーヒーは大幅反落。対ドルでのブラジルレアル安の進行が重石となる中で投機的な売りが加速、期近終値ベースで5月24日以来の安値をつけた。12月限は夜間の時間帯から売りが先行、1ドルの節目近辺まで値を切り下げての推移が続いた。朝方からは改めて売り圧力が強まる展開、NYに入っても売りの勢いは衰えず、中盤には97セント台まであっさりと下げ幅を拡大。その後も軟調な展開が続き、最後は一時97セントを割り込むまでに値を崩した。
Posted by 松 8/12/19 - 13:44
砂糖:反落、レアル安が重石となる中で投機的な売り膨らむ
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:11.56↓0.30
NY砂糖は反落。対ドルでのブラジルレアル安の進行が大きな重石となる中、ここまでの急伸の反動もあって投機的な売りに押される展開となった。10月限は夜間の時間帯は先週末の終値近辺で、方向感なくもみ合う展開。NYに入ってしばらくは上下に不安定に振れる格好となったが、徐々に売りが優勢となり、中盤にかけてはややマイナス圏に入ったあたりでの推移が続いた。その後は改めて売り圧力が強まり、昼には11セント台半ばまで一気に下げ幅を拡大。引けにかけては買い戻しが入ったものの、反発は限定的なものにとどまった。
Posted by 松 8/12/19 - 13:15
USDA需給:砂糖期末在庫は引き上げ、砂糖きび糖が上方修正
[砂糖]
USDA需給報告・砂糖
出所:米農務省、NY12:00発表、単位1,000トン
砂糖 | 19/20年 | 修正 | 前年比 | 18/19年 | 修正 | 17/18年 |
生産 | 9308 | ↑ 48 | ↑ 3.01% | 9036 | ↑ 89 | 9293 |
ビート糖 | 5179 | ↑ 4 | ↑ 3.41% | 5008 | ↑ 88 | 5279 |
砂糖きび糖 | 4129 | ↑ 44 | ↑ 2.51% | 4028 | →0 | 4014 |
輸入 | 2981 | ↑ 24 | ↓3.56% | 3091 | →0 | 3277 |
>輸入枠内 | 1593 | ↑ 25 | ↓0.69% | 1604 | →0 | 1663 |
食用消費 | 12225 | ↑ 50 | ↑ 0.20% | 12200 | ↑ 75 | 12048 |
期末在庫 | 1699 | ↑ 36 | ↓4.28% | 1775 | ↑ 14 | 2008 |
在庫率 | 13.74% | ↑ 0.24 | - | 14.36% | ↑ 0.03 | 16.14% |
Posted by 松 8/12/19 - 12:37
USDA需給:世界在庫は小麦と大豆が引き下げ、コーンは引き上げ
[穀物・大豆]
USDA需給報告・世界
出所:米農務省、NY12:00発表、単位100万トン
19/20年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 18/19年 | 修正 | |
小麦 | ||||||
生産 | 768.07 | ↓ 3.39 | ↑ 5.14% | - | 730.55 | ↓ 0.35 |
消費 | 758.16 | ↓ 1.99 | ↑ 2.98% | - | 736.23 | ↓ 0.58 |
期末在庫 | 285.40 | ↓ 1.06 | ↑ 3.60% | 284.70 | 275.49 | ↑ 0.34 |
コーン | ||||||
生産 | 1108.24 | ↑ 3.10 | ↓1.32% | - | 1123.02 | ↑ 0.33 |
消費 | 1129.09 | ↓ 5.88 | ↓0.42% | - | 1133.82 | ↑ 0.58 |
期末在庫 | 307.72 | ↑ 8.80 | ↓6.35% | 290.90 | 328.58 | ↓ 0.17 |
大豆 | ||||||
生産 | 341.83 | ↓ 5.21 | ↓5.79% | - | 362.85 | ↓ 0.02 |
消費 | 354.32 | ↓ 0.74 | ↑ 2.22% | - | 346.63 | ↓ 1.02 |
期末在庫 | 101.74 | ↓ 2.79 | ↓11.17% | 106.20 | 114.53 | ↑ 1.55 |
Posted by 松 8/12/19 - 12:34
USDA需給:国内在庫は小麦とコーンが予想上回る、大豆は引き下げ
[穀物・大豆]
USDA需給報告
出所:米農務省、NY12:00発表、単位:100万ブッシェル、イールドはブッシェル/エーカー
小麦 | 19/20年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 18/19年 | 修正 |
>イールド | 51.6 | ↑ 1.6 | ↑ 8.40% | - | 47.6 | →0.0 |
>生産 | 1980 | ↑ 59 | ↑ 5.10% | 1926 | 1884 | →0 |
期末在庫 | 1014 | ↑ 14 | ↓5.41% | 991 | 1072 | →0 |
コーン | 19/20年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 18/19年 | 修正 |
>イールド | 169.5 | ↑ 3.5 | ↓3.91% | 165.3 | 176.4 | →0.0 |
>生産 | 13901 | ↑ 26 | ↓3.60% | 13164 | 14420 | →0 |
期末在庫 | 2181 | ↑ 171 | ↓7.58% | 1603 | 2360 | ↑ 20 |
大豆 | 19/20年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 18/19年 | 修正 |
>イールド | 48.5 | →0.0 | ↓6.01% | 47.5 | 51.6 | →0.0 |
>生産 | 3680 | ↓ 165 | ↓19.01% | 3783 | 4544 | →0 |
期末在庫 | 755 | ↓ 40 | ↓29.44% | 818 | 1070 | ↑ 20 |
Posted by 松 8/12/19 - 12:28
輸出検証高:小麦とコーンは前週から増加、大豆はやや減少
[穀物・大豆]
USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン
8月8日 | 前週比 | 前年比 | 期初来 | 前年比 | |
小麦 | 689.0 | ↑65.5% | ↑41.4% | 4935.0 | ↑27.6% |
コーン | 703.2 | ↑8.9% | ↓44.8% | 45630.0 | ↓15.6% |
大豆 | 944.2 | ↓8.6% | ↑62.4% | 42325.9 | ↓21.5% |
Posted by 松 8/12/19 - 11:02
19/20年度中国大豆輸入、前年の下方修正で増加予想に転じる
[砂糖]
中国農務省は12日、同国の2019/20*年度大豆輸入が前年から増加する見通しになったことを発表した。2019/20年度の予想自体は8490万トンで据え置いたが、2018/19年度を8500万トンから8350万トンに引き下げたためである。7月の輸入が当初予想を下回ったことで、下方修正につながったという。2019/20年度の生産見通しは前年比7.9%増の1727万トンを維持した。作付予想が907万ヘクタールで、8%の増加になる。
Posted by 直 8/12/19 - 10:57
19/20年度中国コーン生産と輸入見通し据え置き・農務省
[穀物・大豆]
中国農務省は12日、同国の2019/20年度コーン生産見通しを2億5344万トンで据え置いた。前年から1.5%減少する。作付も前年比1.5%減の4148万ヘクタールで瓦らず。また、輸入が300万トンになるとの従来予想を維持した。ただ、2018/19年度を70万トンと引き上げて400万トンとしたことから、2019/20年度に25%落ち込む見方になった。
Posted by 直 8/12/19 - 10:57
19/20年度中国砂糖生産と輸入見通し据え置き・農務省
[砂糖]
中国農務省は12日、同国の2018/19年度砂糖生産見通しを前年比1.1%増の1088万トンで据え置いた。加する。ビート糖が139万トン、砂糖きびからの生産は949万トンを見越す。砂糖輸入は304万トンで、これも修正なし。前年から4.8%の増加になる。
Posted by 直 8/12/19 - 10:57
インド、砂糖緩衝在庫の引き上げで製糖所の利益率5-6%上昇見通し
[砂糖]
インドの格付け会社Crislは、政府が7月に砂糖緩衝在庫を300万トンから400万トンに引き上げたことにより製糖所の利益率が2019/20年度に5-6%上昇する見通しを示した。2019/20年度の期初在庫が1200万トンとみられるが、緩衝在庫を差し引いて800万トンに細ると指摘。さらに、主要生産地の減反や降雨の遅れを背景に生産が前年から9-10%減少見通しであり、この結果、砂糖価格を1キログラム当たり8-9%押し上げるとした。価格の伸び率見通しは当初の5-6%から上方修正ともいう。
Posted by 直 8/12/19 - 10:13
オーストラリア、19/20年度にカナダからの小麦輸入継続見通し
[穀物・大豆]
オーストラリアが2019/20年度(10-9月)にカナダからの小麦輸入を続ける見通しが報じられた。オーストラリア政府は5月に、2018/19年度の不作を理由に2007年以来の小麦輸入を承認。オーストラリアン・クロップ・フォー化yスターズの幹部はS&Pグローバル・プラッツに対し、これまでに約26万トンのカナダ産小麦輸入が確認されているとコメント。2019/20年度にはさらに30-50万トンのカナダ産輸入が見込まれると述べた。また、オーストラリア政府の厳しい輸入基準からカナダ産以外の買い付けは考えられないという。一方、オーストラリアの小麦生産が2019/20年度に回復見通しであることから、追加輸入でも大した規模ではないとの見方も伝わっている。
Posted by 直 8/12/19 - 08:50
2019年ブラジル大豆輸出見通し、5.7%上方修正・Abiove
[穀物・大豆]
ブラジルの油種加工業協会(Abiove)によると、同国の2019年大豆輸出見通しは7200万トンと、従来の6810万トンから5.7%の上方修正になった。中国の需要増加が背景にある。輸出は前年比にすると13.5%の減少だが、引き上げにより2017年の6815万5000トンは上回る見方にシフトした。一方、生産は前年比4.5%減の1億1760万トンで据え置き。
Posted by 直 8/12/19 - 08:20
8/12(月)の予定
[カレンダー]
経済指標
・7月財政収支 (14:00)
エネルギー
・ガソリン・ディーゼル小売価格 (17:00)
農産物
・USDA輸出検証高 (11:00)
・USDA需給報告 (12:00)
・USDA需給報告・世界 (12:00)
・USDAクロップレポート (16:00)
Posted by 松 8/12/19 - 06:45
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