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2020年07月02日(木)

20/21年度世界穀物生産見通し、930万トン上方修正・FAO
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、世界の2020/21年度穀物生産見通しを27億8980万トンと、前月に発表した初回予想の27億8050万トンから930万トン引き上げた。前年から3.0%増加し、2年連続の過去最高更新になる。小麦が7億6150万トンの予想で、前月の7億5830万トンから引き上げた。主にオーストラリアの見通し改善によるとコメント。インドとロシアも引き上げたが、欧州連合(EU)、英国は下方修正したという。世界生産は上方修正により、前年の7億6150万トン(修正値)と同水準になる。

コーンなどの雑穀は前年比5.0%増の15億1920万トンの過去最高予想とし、また前月の15億1350万トンから引き上げた。オーストラリア、EU、トルコの上表修正を反映している。雑穀のうち、コーンの世界生産も上方修正。フランス南部やイタリア北部で最近の降雨がそれまでの乾燥による影響を緩和しているとした。ブラジルのコーン見通しも上方修正によって過去最高を更新するといいう。

2020/21年度の世界消費は27億3540万トンの見通しで、前年から1.6%増加、過去最高を記録する。また、前月時点での27億3240万トンから上方修正。雑穀が2.7%増えて14億7100万トンになるとの見通しで、前月の14億6800万トンから引き上げた。飼料用と工業用の需要を引き上げたため。しかし、小麦は7億5410万トンで、0.4%減少の予想。20万トンの下方修正でもある。飼料用と工業用ともに雑穀との競争で需要が細る見通しを示した。

世界穀物貿易見通しは4億3300万トンから4億3510万トンに引き上げた。前年から2.1%増える。期末在庫は9億2890万トンとみており、前年から6.0%膨らみ、また前回報告での9億2680万トンから上方修正。とみており、前年を5.0%上回る。

Posted by 直    7/2/20 - 14:01 

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