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2020年07月10日(金)

需要回復の動きも、COVID-19の感染再拡大で見通し不透明、IEA
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2020年4-6月期の世界石油需要が前年比で日量1,640万バレルと減少したとの見通しを示した。COVID-19の感染拡大に伴い、都市のロックダウンが進んだことが背景にある。5月には中国やインドの需要がそれぞれ日量で70万バレル、110万バレルと力強く回復した。2020年の需要は前年比で日量790万バレルの減少、2021年度には530万バレルの増加になると予想。COVID-19の感染がここへきて再び拡大、ロックダウンを再び強める動きが出てきていることは、将来の見通しをより不透明にさせているとした。

6月の世界石油供給は日量8,690万バレルと240万バレル減少、9年来の低水準まで落ち込んだ。OPECプラスの減産がしっかりと遵守されているほか、米国とカナダの生産も大きく減少、生産は4月時点から日量で約1,400万バレル減少している。2020年の通年では日量710万バレルの減少、2021年には170万バレル回復するという。

製油所稼働は、需要の回復の恩恵が原材料市場の逼迫によって相殺されると予想。主要石油製品の在庫の大幅な積み増しや、精製マージンの低下も稼働を圧迫するという。2020年の稼働は日量7,510万バレルと640万バレル減少、2021年には470万バレル回復するとした。

5月末時点でのOECD諸国の在庫は32億1,600万バレルと、前月から8,170万バレルの積み増しとなった。2019年末から、日量200万バレルのペースで積み増しが進んでいる。速報データによると、6月は2,470万バレルの積み増しが予想されている。6月洋上在庫は1億7,640万バレルと、5月に過去最高を記録したのから、3,490万バレル減少した。

Posted by 松    7/10/20 - 07:05 

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