2020年07月15日(水)
7月ニューヨーク連銀指数は17.2に上昇、2018年11月以来の高水準
[経済指標]
ニューヨーク連銀指数
出所:ニューヨーク連邦準備銀行、NY8:30発表、季節調整値
現況指数 | 20年7月 | 20年6月 | 市場予想 | |
総合 | 17.2 | ▲0.2 | 5.8 |
ニューヨーク連邦準備銀行が発表した7月の製造業景況感指数は17.2となった。5ヶ月ぶりに好不調の境目であるゼロを超え、2018年11月以来の高水準を付けた。市場予想も大きく上回った。
新規受注は13.9、雇用は0.4と、いずれも2月以来でプラス圏に改善した。出荷は前月の3.3から18.5に上昇、週平均労働時間は6ヶ月連続でゼロを下回ったが、前月のマイナス12.0からマイナス2.6に改善した。生産コストを示す支払指数は14.9と、前月の16.9から低下。販売価格を表す受取指数はマイナス0.6からマイナス4.5に下がった。
6ヶ月先の期待指数は38.4と、前月の56.5から低下した。新規受注は11ポイント下がって41.9、出荷は53.1から39.4に低下した。週平均労働時間は3.9で、1.1ポイントの低下。一方、雇用は前月の19.0から21.1に上昇、2019年8月以来の高水準になった。設備投資は9.1、テクノロジー投資は8.4になり、それぞれ前月の3.1、6.3から上昇した。支払指数は25.6から28.6に、受取指数は7.5から10.4にそれぞれ上昇した。
Posted by 松 7/15/20 - 08:43