2020年07月16日(木)
7月フィラデルフィア連銀指数は24.1に低下、予想は上回る
[経済指標]
フィラデルフィア連銀指数
出所:フィラデルフィア連邦準備銀行、NY8:30発表
20年7月 | 20年6月 | 市場予想 | ||
現況指数 | 24.1 | 27.5 | 20.0 |
フィラデルフィア連邦準備銀行が発表した7月の企業景況感指数は24.1と、前月の27.5から低下した。市場予想は上回った。
出荷は15.3と、前月から10ポイント下がった。在庫はマイナス11.8と、3ヶ月ぶりに増加と減少の境目のゼロを下回った。一方、雇用は20.1、週平均労働時間は17.2となり、揃って4ヶ月ぶりにゼロを超えた。受注残も3.9と、2月以来でプラス圏に回復した。新規受注は前月の16.7から23.0に上昇。生産コストを示す支払価格指数は11.1から15.7、販売価格を示す受取価格指数は11.0から11.5にそれぞれ上昇した。
向こう6ヶ月の見通しを表す指数は36.0と前月の66.3から大きく低下、4ヶ月ぶりの低水準となった。新規受注は67.9から55.6にダウン、出荷は65.0から51.3に低下した。支払価格指数は44.3から43.0にやや低下、受取価格指数は24.7で、前月の28.9から下がった。一方雇用は29.6から32.4に上昇、2019年1月以来の高水準を付けた。週平均労働時間は27.3で、2009年6月以降最高となった。設備投資は前月の26.3に対して26.6と、僅かに上昇した。
Posted by 松 7/16/20 - 08:40