2023年08月07日(月)
23/24年度世界砂糖、220万トンの供給不足見通し
[砂糖]
砂糖調査会社CovrigAnalyticsは、世界の2023/24年度(10-9月)砂糖が220万トンの供給不足になる見通しを示した。天候要因から複数国・地域の生産見通しを引き下げ、供給不足の味方に至ったという。タイの生産予想を252万トン、インドを110万トンそれぞれ下方修正。また、パキスタンと中国を50万5000トン、30万4350トンずつ引き下げ、フィリピンとメキシコ、欧州連合(EU)をいずれも20万トン以上引き下げたという。
多くは乾燥による砂糖きびやビートの作柄への影響、また一部は減反が修正の背景にあるとコメント。エルニーニョ現象が生育や収穫により響くとの見方も示した。ブラジル中南部の砂糖生産見通しは3380万トンから3870万トンに引き上げたが、需給ひっ迫を抑えるには不足とした。
また、トレーダー大手ザルニコウが、タイの生産見通しを740万トンと、前年の1080万トンから大きく落ち込み、この10年間で最少になると見通した。高温乾燥を指摘し、また規模の小さい農家が砂糖きびからキャッサバの生産に乗り換える動きが広がっていることを挙げた。世界市場では90万トンの供給不足になるとの見方を示した。
Posted by 直 8/7/23 - 14:06



