2024年10月04日(金)
24/25年世界穀物生産見通し、小幅上方修正だが前年からは減少
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、2024/25年度世界穀物生産見通しを28億5270万トンと、9月時点での28億5140万トンから小幅引き上げた。それでも、前年の推定28億5580万トン(修正値)からは減少する。
小麦の生産を7億9140万トンから7億9290万トンからに上方修正した。オーストラリアの生産が西部の降雨効果から上方修正となったのが背景にあり、欧州連合(EU)の下方修正も相殺する格好となった。世界小麦は前年比0.5%増加。コーンを含めて雑穀の生産が15億2070万トンの見通しで、15億2300万トンから下方修正、前年から0.8%減少する。主にEUのコーンやオオムギの天候絡みの下方修正が全体を押し下げた。ただ、米国のコーンは当初の予想以上のイールド見通しが寄与して引き上げとなった。
2024/25年度の世界消費は28億5590万トンの見通しで、前回報告時の28億5180万トンから引き上げた。前年比較で0.4%増加の見通し。このうち小麦は7億9330万トンから7億9370万トンに修正。前年比0.6%、5年ぶりの減少見通しになる。雑穀は15億2560万トンから15億2660万トンに引き下げた。前年比0.5%増加。
穀物の貿易は4億8810万トンになるとの見通しで、4億8560万トンから引き上げが。それでも、前年と比べると2.7%減少。小麦を1億9940万トンから1億9840万トンに下方修正、前年比にして4.1%の減少。雑穀を2億3290万トンから2億3540万トンに引き上げたが、前年比較は3.0%の減少見通し。穀物の期末在庫は8億8970万トンから8億8810万トンに引き下げたが、前年に比べると1.2%の増加となる。
Posted by 直 10/4/24 - 09:39



