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2024年10月15日(火)

IEA、今年度と次年度の世界石油需要見通しを下方修正
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、2024年の世界石油需要の伸びが日量90万バレル程度にとどまり、2025年も100万バレルという低調な伸びになるとの見通しを示した。新型コロナのパンデミック後に需要が大きく回復した2022年や2023年から、急速に需要が冷え込む格好となる。需要の急速な鈍化が見込まれている中国は、2023年には世界の石油需要の伸びの70%を占めていたのから、2024年矢2025年には20%にまで落ち込むと見られている。

世界石油生産は9月に日量1億280万バレルと、前月から64万バレル減少した。リビアの生産が国内政治の混乱の影響で大幅に減少したほか、カザフスタンやノルウェーの生産も油田のメンテナンスの影響で減少した。非OPECプラスの生産は今年度に日量150万バレル増加、来年も米国の生産増が主導する形で世界の生産増加分の80%を占めると見られている。

製油所稼働は、精製マージンが9月に一段と低下したことが理由となり、2024年は日量8,280万バレルと18万バレルの下方修正となった。2025年は8,340万バレルに増加するものの、従来からは21万バレルの引き下げとなる。前年比の伸びでは、2024年が日量54万バレル、2025年が61万バレルとなる。

世界の石油在庫は、8月に前月から日量2,230万バレル減少した。原油在庫が1,650万バレルの取り崩しとなったのが主な要因。OECD諸国の在庫は28億1,100万バレルと、季節的な傾向に反して前月から1,340万バレル減少、過去5年平均を1億270万バレル下回る水準にある。OPECプラスの減産継続や比較的好調な製油所の稼働を背景に、原油在庫は5月から1億3,500万バレルの取り崩しとなっている。一方で石油製品は同期間に3,500万バレル増加した。

Posted by 松    10/15/24 - 05:08 

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