2024年10月22日(火)
24年世界経済成長率3.2%見通し維持、25年は0.1pt下方修正・IMF
[金融・経済]
国際通貨基金(IMF)は22日、2024年の世界経済成長率が3.2%になるとの見通しを維持した。2025年は3.2%の成長を予想しており、7月の前回報告から0.1ポイントと僅かに下方修正。インフレが概ね後退し、世界的な金融引き締めの中でも底堅い景気が保たれたことを指摘した。ただ、地政学リスクや中国の成長鈍化、一部の中銀による引き締め政策の継続、不安定な金融市場、関税応酬といった懸念材料を挙げ、下振れリスクが高まっていることも認識した。
2024年の先進国GDP伸び率予想は1.7%から1.8%に上方修正し、このうち米国を2.6%から2.8%に引き上げた。一方、日本は0.3%とみており、0.4ポイント下方修正。また、ユーロ圏を0.9%から0.8%に引き下げた。ただ、ドイツを0.2ポイント下方修正した一方、フランスは0.2ポイント、スペインを0.5ポイントそれぞれ引き上げた。このほか、英国を0.4ポイント上方修正。エマージング・途上国の2024年見通しは4.2%で据え置いた。ロシアを0.4ポイント、ブラジルを0.9ポイントそれぞれ上方修正。一方、中国は0.2ポイント引き下げた。
2025年の先進国は1.8%で変わらない。米国を0.3ポイント引き上げ、日本は0.1ポイント上方修正。これに対し、ドイツとフランス、イタリアを下方修正、ユーロ圏全体で0.3ポイント引き下げた。英国とカナダは修正なし。エマージング・途上国は引き続き4.2%の見通しで、中国、インドを据え置いた。しかし、ロシアとブラジルはいずれも0.2ポイント下方修正した。
Posted by 直 10/22/24 - 16:26



