2010年08月05日(木)
7月の米小売チェーン既存店売上高、消費者の慎重な景況感示す
[金融・経済]
米小売大手各社が5日に発表した7月の既存店売上高は、消費者の慎重な景況感を示した。夏物用品の大幅値引きでも効果は限定的。景気不安で消費抑制とともに貯蓄を優先する向きがあるとの見方があり、新学期商戦の行方に不透明感もちらつく。国際ショッピングセンター協会(ICSC)が各社データをまとめた結果、7月の既存店売上高は前年同月比2.8%増加した。事前の予想レンジ3-4%増の下限にも届かなかった。
業者間で大きな開きが見られたのも7月の特徴である。百貨店ではメーシーズが予想以上に強い伸びを記録しながら、同業のJCペニーが予想外の減少。ペニーは5-7月期の業績が従来の予想レンジ下限にとどまるかもしれないとの見方も示した。
ティーンエージャー向けのアパレルチェーンでも、バックルやウェットシールなどさえなかった。アメリカン・イーグル・アウトフィッターズは慎重な業績見通しを発表。ただ、アバクロンビー・アンド・フィッチは予想も上回る増加となり、これは他社に比べて高めの価格設定であるのを夏のセールで大きく値下げしたのが寄与した模様。
Posted by 直 8/5/10 - 14:54



