2010年08月26日(木)
IGC、2010/11年度世界小麦生産見通し700万トン引き下げ
[穀物・大豆]
IGC月例報告
出所:国際穀物理事会(IGC)、単位100万トン
| 10年8月 | 10/11年 | 前年比 | 修正 | 09/10年 | 修正 | 08/09年 |
| 小麦 | ||||||
| 生産 | 644 | ↓4.87% | ↓ 7 | 677 | →0 | 686 |
| 輸出入 | 117 | ↓7.87% | ↓ 3 | 127 | ↑ 3 | 136 |
| 消費 | 657 | ↑ 1.39% | ↑ 2 | 648 | →0 | 638 |
| 在庫 | 184 | ↓6.60% | ↓ 8 | 197 | →0 | 168 |
| コーン | ||||||
| 生産 | 829 | ↑ 2.47% | ↑ 6 | 809 | ↑ 4 | 798 |
| 輸出入 | 90 | ↑ 4.65% | ↑ 2 | 86 | ↑ 2 | 84 |
| 消費 | 837 | ↑ 2.07% | ↑ 7 | 820 | ↑ 3 | 781 |
| 在庫 | 135 | ↓5.59% | ↑ 1 | 143 | ↑ 3 | 154 |
国際穀物理事会(IGC)は26日に発表した世界穀物需給の月次報告で、2010/11年度の世界小麦生産見通しを一段と引き下げた。最新予測は6億4400万トンで、前月報告での6億5100万トンを700万トン下回る。前年からは4.87%減少の見方。ロシアやウクライナ、カザフスタン、また欧州連合(EU)、オーストラリアにおける悪天候を理由にしている。ただ、さらなる下方修正でも生産予測は過去3番目の高水準であることも指摘した。
2010/11 年度世界小麦消費見通しは6億5500万トンから6億5700万トンに引き上げた。消費は過去最高を更新するのを見込む。アジアやEUの一部では価格上昇で飼料需要見通しが引き下げとなったが、ロシア需要増加を相殺するほどではないとコメント。世界の飼料向け小麦消費見通し自体は600万トン引き上げて2400万トンにしたという。
貿易については、2010/11年度の見通しを1億2040万トンから1億1700万トンに引き下げた。前年比7.87%減少の見方だ。輸出価格の高騰を下方修正の理由にした。
2010/11年度の期末在庫見通しは前月時点より800万トン少ない1億8400万トンに改定した。前年比6.67%減少となる。独立国家共同体(CIS)の資産減少、欧米の当初予測を上回る輸出増加を挙げた。
IGC は、2010/11年度の世界コーン生産見通しを600万トン引き上げた。最新予測は前年比2.47%増の8億2900万トン。米国とアフリカの見通し改善のためという。IGCによると、作付が前年度から最高1.7%増加。
2010/11 年度コーン消費予測は飼料や工業用、食用と広範囲での需要増加を背景に8億3000万トンから8億3700万ドルに引き上げた。前年比2.07%増え、過去最高を更新する見方だ。飼料向けは300万トン引き上げて4億8600万トンとした。
2010/11年度の貿易見通しも前月報告時の8800万トンより200万トン増やして9000万トンにした。3年ぶりの高水準となる見通しだ。小麦やオオムギの輸出価格高騰でコーンの輸入需要がアップ。期末在庫に関すると、前年比5.59%減の1億3500万トンと予想する。前月時点の予測から100万トン引き上げたが、それでも4年ぶりの低水準を更新の見方。米国では前年を340万トン下回る3280万トンになるとしている。
Posted by 直 8/26/10 - 10:04



