2018年06月12日(火)
債券:続落、CPI受けて利上げ継続シナリオを意識
[場況]
債券は続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の2日間の会合が始まった中、朝方発表された消費者物価指数(CPI)の前年比での上昇が進んだことを受けて利上げ継続のシナリオを意識する格好となり、売りが膨らんだ。米朝首脳会談が終わり、リスク回避の空気が一服したのも響いた。このため、夜間取引ではは買いの場面があり、10年債利回りは2.9$%台半ばに低下したが、一巡して上昇に転じた。通常取引ではCPIを背景に売りに弾みが付き、2.98%まで上昇。ただ、その後はFOMCの声明を見極めたいとして売りのペースも鈍り、利回り上昇は限られた。
Posted by 直 6/12/18 - 17:37