2022年11月22日(火)
22/23年世界砂糖生産見通し上方修正、消費は引き下げ・USDA
[砂糖]
米農務省(USDA)は22日に年2回の世界砂糖需給報告を発表し、2022/23年度の生産見通しを1億8315万トンと、5月時点での1億8289万1000トンから引き上げた。前年との比較にすると1.6%の増加になる。最も生産規模の大きいブラジルを3637万トンから3805万トンに上方修正。前年に比べて7.3%増加だが、2020/21年前の水準は下回る。2位のインドは前年比2.9%減の3580万トン、4位のタイの生産は2.6%増えて1050万トンになるとの見通しでいずれも据え置き。5位の中国も1000万トンの見通しを維持した。前年から4.2%増加。一方、3位の欧州連合(EU)を1625万5000トンから1615万トンに若干引き下げ、前年からは2.0%減少する。
2022/23年度世界消費は1億7884万3000トンの従来予想から1億7637万4000トンに引き下げた。前年に比べると1.8%増加、3年連続プラスの予想になる。最大のインドを50万トン下方修正して2900万トンとし、この結果前年比横ばいの見通しになった。3位の中国も50万トンの下方修正。それでも、1530万トンで前年を3.4%上回る。2位のEUは前年と同水準の1700万トンになるとの見通しで修正なし、4位の米国を1129万5000トンから1134万トンに僅かに引き上げた。5位のブラジルを980万トンから950万トンに引き下げた。
貿易については、輸出を6335万2000トンから6925万2000トンに引き上げた。前年から2.1%増加し、従来の3年ぶりの減少見通しからシフトとなった。ブラジルを2662万トンから2820万トンに上方修正し、前年との比較で8.7%アップ。また、インドは520万5000トンから939万トンに大きく引き上げた。ただ、前年に記録した過去最高の1173万トンは下回る。タイの輸出見通しは1100万トンを維持した。前年比10.0%増加。輸入予想は前年から2.8%増加して5739万6000トンで、従来の5657万2000トンから上方修正。1位のインドネシアと2位の中国はそれぞれ570万トン、440万トンで据え置き、3位の米国を272万5000トンから312万3000トンに引き上げた。
USDAはまた、2022/23年度の期末在庫が3855万8000トンになると見通し、前回報告時の4535万7000トンから引き下げた。前年比にして13.3%減少。
Posted by 直 11/22/22 - 16:41



