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2010年08月06日(金)

7月非農業雇用数は前月から13.1万人減少、予想以上の落ち込み
  [経済指標]

非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人

10年7月 前月比 10年6月 市場予想
非農業雇用数 130242 ↓131 ↓221 ↓87
週平均労働時間 34.2 ↑0.1 34.1 34.1
時間あたり賃金 $22.59 ↑0.18% →0.00% ↑0.1%

米労働省が発表した7月の非農業雇用数は前月比13万1000人減少となった。2ヶ月連続ダウンで、予想も大きく上回る落ち込みである。ただ、前月よりマイナス幅は小さく、これは速報時点で6月に12万5000人減だったのが22万1000人減に改定となったため。一方、5月は43万2000人増と従来推定の増加数43万3000人よりやや縮んだ。年初から7ヶ月間で雇用は65万4000人増え、月平均で9万3000人増となる。

雇用が2ヶ月連続落ち込んだ背景にあるのが政府雇用で、7月は20万2000人減った。6月に25万2000人(修正値)落ちたのに続いて再び20万を超えるマイナス。民間だけなら7万1000人増である。もっとも、民間雇用は年初から増加を続けながら、これも市場予想より小幅プラスだった。資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用が3万8000人増加した。6月に、4ヶ月ぶりの減少だったのから改善だ。鉱業で8000人増え、製造だけなら3万6000人アップ。いずれもと前月以上の増加となる。

製造業を非耐久財だけに限ると横ばいだった。飲食品・たばこ、化学、皮革などが減少した一方、プラスチック・ゴム、テキスタイル、アパレルは増加などまちまちだった。耐久財に関すると大勢が前月比プラスとなり、中でも自動車および部品の2万700人が目立つ。機械、金属製品、家電などの需要もアップ。しかし、家具や通信機器、木製品など減少した産業も限定的ながらあった。

建設が1万1000人減った。3ヶ月連続ダウンになるが、5月の2万9000人から6月に2万1000人とマイナス幅が縮小し、7月は一段と減少ペースが鈍った格好だ。非住宅建設が1800人と前月の5300人を大きく下回る減少だったのが寄与した。反面、住宅建設は9900人減り、昨年1月以来の大幅ダウンである。

民間サービス業は3万8000人、7ヶ月連続して増え、前月の3万4000人(修正値)も上回る。小売が6700人増で、3ヶ月ぶりのプラス転換となった。ガソリンスタンドやアパレル関連、一般総合店などが増加し、自動車ディーラー、建築資材・造園などで減った分を補った。卸売、通信も前月からアップ。医療は2万7800人増と4ヶ月ぶりの大幅プラス。教育でも需要はなお底堅く、昨年10月から増加を維持。ただ、7月は2万1000人とこの10ヶ月間で最少の増加だった。

プロフェッショナルサービスが1万3000人減り、これは昨年9月以来、10ヶ月ぶりのマイナス転落である。事務関連などでの落ち込みがきつく、また短期派遣が5600人、10ヶ月ぶりの減少となった。金融は3ヶ月連続ダウンで、また1万7000人と今年2番目の大きなマイナスだ。金融機関が7800人、8ヶ月続けて減。不動産関連は9000人ダウンで、しかもこの10ヶ月連続で落ちた中で7月は最大の落ち込みとなった。

連邦政府の雇用は、6月に22万5000人(修正値)減り、7月にはさらに15万4000人のマイナスだ。10年ごとの国勢調査に絡んで5月に過去最大の増加となった分をほぼ戻した格好になる。一方、州政府と地方自治体も再び前月を下回り、特に自治体は3万8000人と昨年9月以来の大きな減少だった。

週間平均労働時間は34.2時間と前月より0.1時間増加した。市場予想も上回る。時間あたり賃金は22.59ドルで、前月比0.18%上昇。市場が予想していた以上の伸びとなった。前年比較で1.76%上昇。

Posted by 松    8/6/10 - 08:48 

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