2018年10月04日(木)
18/19年度世界穀物生産見通し、400万トン上方修正・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は4日付のレポートで、世界の2018/19年度穀物生産見通しを25億9150万トンと、9月の前回報告時の25億8750万トンから400万トン引き上げた。それでも、前年から2.4%減少し、3年ぶりの低水準になる。
2018/19年度の小麦生産見通しを7億2180万トンから7億2240万トンに引き上げたが、前年に比べると4.6%の減少になり、、2013/14年度以来の低水準の見方にも変わらない。オーストラリアとカナダの生産は降雨不足によるイールド低下を背景にした向きの見通しだが、アルゼンチンとロシアは上方修正したとコメント。雑穀生産は13億5610万トンとみており、前月時点での13億5380万トンから引き上げた。米国のコーンイールドが改善し、生産は過去2番目の高水準が予想されていることが上方修正につながったという。ただ、世界生産は前年に比べると2.6%の減少。
2018/19年度の穀物消費は26億4750万トンの見通しで、従来の26億4850万トンから100万トン引き下げた。26億4140万トンから引き上げた。前年比1.1%の増加。コーンの飼料用及び工業用の消費を引き上げたことによるという。ただ、雑穀の消費全体はは前年比1.5%増の13億9730万トンの見通しで、13億9800万トンから若干引き下げた。小麦の消費予測は10万トン引き上げて7億4100万トンとした。前年からは0.5%増加。飼料用と工業用の消費はやや減少とみられるののの、食用が伸びる見通しを示した。
穀物の貿易見通しは4億1390万トンから4億1700万トンに引き上げた。4回連続の上方修正で、主にコーンの上方修正が寄与した。複数のアジア諸国、欧州連合(EU)の輸入が当初の予想以上としている。だが、前年との比較にすると1.0%減少。期末在庫は7億5130万トンになるとの予想で、前回報告時の7億4180万トンから上方修正、前年に比べると7.0%縮小する。
Posted by 直 10/4/18 - 12:03



