2007年10月01日(月)
債券:10年債利回り4.55↓0.04
[場況]
債券はまちまち。株式相場の急上昇を受けて足元の景気悪化のシナリオが後退し、短期債には売りが広がった。一方で、長期債には物価安定を見越した買いが集まり、この結果、長短金利差の縮小もみられた。早朝にスイス系UBS、米シティグループと金融大手が住宅ローン絡みの損失を理由に業績見通しを下方修正し、市場では住宅問題による経済的ダメージに着目。まずは償還期限も問わない買いの展開だった。しかし、株式市場では悪材料出尽くしから買いの展開である。緊急的な追加利下げの必要性も後退し、このため金融政策の影響を受けやすい2年債など短期債にはじわじわと売り圧力が強まった。しかし、長期債の買いの流れは切れない。午前に発表されたISM製造業調査での価格指数低下、原油価格は下がり、ドル買いが優勢となるなどインフレが落ち着くとの見方が背景にある。最終的に利回り曲線の目安となる2年債と10年債の利回り格差が0.55ポイントに縮んだ。
Posted by 直 10/1/07 - 17:40



