2007年10月04日(木)
カナダ統計局、国内小麦生産見通し引き上げ
[穀物・大豆]
カナダ統計局は4日、2007/08年度の国内主要穀物生産推定を発表し、小麦を前年比18.3%減の2064万1000トンとした。8月に発表した7月末時点での予測2032万2000トンからは引き上げ。種類別でも揃って上方修正である。最も規模の大きい春小麦を1409万9000トンから1431万8000トン、デュラム小麦を354万9000トンから361万4000トン、冬小麦を267万5000トンから270万9000トンにそれぞれ改定した。ただし、前年比較では春小麦と冬小麦をそれぞれ23.1%、18.0%と減少の見方を維持している。デュラム小麦は8.0%増加を見込んでいる。
一方、コーンと大豆、カノーラは下方修正した。コーンは1057万3000トンから1055万5000トン。それでも前年比17.4%増との見方。オンタリオ州やケベック州では天候など問題に面していながらも過去最高が予想されている。大豆は前年を19.6%下回る278万5000トン年、前回報告での284万8000トンから引き下げた。オンタリオ、ケベックではコーンが記録的な生産となるのも大豆からの転作が進んだためで、このため大豆全体が振るわないとみられるようだ。カノーラは924万2000トンから886万4000トンに改定。1.5%減と前年割れの見方に転じた。作付が過去最高を更新したとみられているにもかかわらず、イールド低下によって生産ダウンに終わる見通しとしている。
統計局の報告は1万7000の農家を対象に9月4-11日に行った調査に基づいている。
Posted by 直 10/4/07 - 10:14



